平泉町の中尊寺が、大手文具メーカーのセーラー万年筆(本社東京都、中島義雄代表取締役社長)と共同制作を進めていた「寶相華文(ほうそうげもん) 螺鈿(らでん)万年筆 与楽(よらく)」が完成した。同寺金色堂の巻柱に施された浄土に咲くといわれる花「寶相華」をモチーフにデザインした万年筆で、漆の鈍い光沢の中に七色に光る螺鈿が散りばめられた逸品。同寺限定で11日に発売した。1本12万6000円(税込み)。 万年筆は長さ14・1センチ、最大直径1・8センチで、重さは約21・6グラム。黒漆ボディーと朱漆ボディーの2種類で、ペン先には、しなるように紙面を滑る書き味が特徴の「21金」を採用した。 ペン軸やキャップ全面に施されたデザインは同寺の監修を受け、日本工芸会正会員で加賀蒔絵(まきえ)師の師池一貴さん(金沢市)が螺鈿細工を手掛けた。 漆の上に切り金、ヤコウガイの真珠色に光る薄片を散りばめ、さらに漆を
法隆寺の八足机がみたい。三溪園の白雲邸に黒漆螺鈿椅子が所蔵されているが、これには法隆寺の黒漆八足机にほどこされた装飾文様と同じ四弁花文が配されている、と説明があった。 元になった法隆寺の黒漆八足机の写真が載った本を見たい。 残念ながら、法隆寺の八足机は見つかりませんでした。 調査経過と参考情報をご紹介します。 1 『三溪園所蔵品目録』(三溪園保勝会/編 1992)及び、三溪園のホームページを確認 したところ、四弁花文の文様が描かれた机や椅子などを所蔵していることが確認できました。 横浜 三溪園 - Yokohama Sankeien Garden - | 三溪記念館 収蔵品案内 http://www.sankeien.or.jp/memorial/collection3.html ホームページには 「三溪園にはこの螺鈿椅子30基の他にも天板が朱漆の円卓や八足の角卓などの家具が 残されており
投入堂の模型を手にする(左から)米田さん、佐々木さん、森さん。断崖は工夫次第で雪景色(左)や紅葉(右)に装いを変えることもできる(倉吉市で) 三徳山三佛(さんぶつ)寺(三朝町)の国宝・投入(なげいれ)堂を、75分の1の大きさにした木製模型キットが発売された。世界遺産登録への推進運動を盛り上げようと、地元有志らのグループが静岡市のメーカーに働きかけて商品化が実現。同寺がデザインを監修し、絶壁に張りつくように立つ美しい姿を精巧に再現した。関係者は「多くの人に造形の素晴らしさを実感してもらえるはず」と話している。(上田貴夫) 模型は、投入堂とその周りの断崖まで再現した箱形で、縦約22センチ、横約27センチ、奥行き9センチ。堂はレーザー加工で精密に削られたヒノキやマホガニー製の部品約150個からなり、表面の凹凸を本物そっくりにかたどったプラスチック製の断崖の中に組み立てる。 発案したのは、三佛寺の
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