エル・ライブラリーには博物資料も多い。戦後最大の労働争議、三池闘争で労働側が使ったホッパーパイプを手にして説明する谷合佳代子さん 戦前のメーデーの写真があった。ジグザグデモの隊列だった。密集した隊列 ... 記事全文を読む
「ビジネス目的で購入した古い建物から戦争関係の書物が数千冊出てきてどう処分しようか悩んでいるが、何かアドバイスはありませんか?」 昨年末、30年前の大学時代に一緒に学生企業を起業した後輩の漆原君からメールで本棚を撮影した写真が送られてきた。「手記もあるか?」と聞いたら「かなりある」。これが決め手になって私はすぐ館山に出向いて、その場で図書館として保存することを提案した。 資金協力だけではなく、3000冊以上もの書籍や手記に目を通して書籍の選別やコーナー作りをして3月23日にオープンすることが出来た。とにかく急いだ。私は昨年、癌が再発し舌と喉頭を全て摘出して声が出せなくなり、いつまで生きていられるか全く分からない状況だからだ。書物と私が処分される寸前に出会うことが出来たのは、単なる偶然ではないと感じた。私がまだ生きているのは、本の元持主である飯塚浩氏(故人)が天国から支えているからであり、私
専門図書館と公共図書館の連携はなぜ進まないのか<報告> ビジネス支援図書館推進協議会/目黒区立八雲中央図書館・椛本世志美(かばもとよしみ) ●はじめに 2020年11月2日,第9回情報ナビゲーター交流会(以下「交流会」)が開催された。全国の公共図書館員と主に都市部の専門図書館員の館種を超えた交流を目的とした同会(E2244参照)は,ビジネス支援図書館推進協議会および一般財団法人機械振興協会経済研究所が主催し,文部科学省および専門図書館協議会の後援を受け,新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響によりオンラインで行われた第22回図書館総合展のイベントのひとつとして実施された。「専門図書館と公共図書館の連携はなぜ進まないのか」をテーマとした交流会は,5つのプレゼンテーション,プレゼンターによるパネルディスカッションで構成され,全国から述べ96人(登壇者,スタッフ含む)の参加者があった。5つのプレ
自動車図書館は「BICライブラリ」と統合しました このたび自動車図書館の蔵書類は一般財団法人機械振興協会の「BICライブラリ」に統合となりました。 同蔵書類は2023年11月1日(水)午前10時よりBICライブラリ内に設けたコーナーにて閲覧いただける予定です。 これまで以上のご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 BICライブラリ(旧「機械工業図書館」) 〒105-0011東京都港区芝公園3-5-8 機械振興会館 地下1階 http://www.jspmi.or.jp/biclibrary/ アクセス:東京タワー向かい(北側) 現在地から徒歩14分
災害の備えはしていますか? 2018年を表す漢字が「災」であったように、2018年は6月18日の大阪北部地震、7月の西日本豪雨、9月6日の北海道胆振東部地震(ほっかいどういぶりとうぶじしん)など、自然災害が多い年でした。それ以降も、豪雨・台風などの自然災害が多発しています。 自分自身が災害を体験したことによって、「防災について、改めて考えるきっかけになった」という人も少なくないのではないでしょうか。一方で、災害に備えて、実際に何らかの防災対策をとっているという人は約4割というデータもあります。「災害への対策も、防災の知識も必要」だと思っているものの、半数以上の人が「自分は、大丈夫(のはず? )」「対策が必要なことはわかっているけど、何をしたらいいかわからない! 」と、何も対策をしていないのが現状なのです。 そんな、自然災害の多い国・日本の政治の中心地である永田町の近くに、防災の情報拠点があ
明治からこれまでの雑誌が所蔵されている大宅壮一文庫の書棚。かつて東京新聞が発行していた「週刊東京」もあった=いずれも東京都世田谷区で 庶民の生活を知る上で役立つ情報を提供してきた雑誌専門の私立図書館「大宅壮一(おおやそういち)文庫」(東京都世田谷区)は、運営を安定させるための支援組織「大宅文庫パトロネージュ」を発足させた。インターネットの普及などで利用者が減る中、生き残りをかけて支援者を広く募る。 (岩岡千景) 文庫は、テレビ文化の負の側面を端的に言い表した「一億総白痴化」や「クチコミ」など数々の造語を生んだ評論家の大宅壮一さん(一九〇〇~七〇年)の蔵書を引き継ぎ、七一年に開館。明治時代からこれまでに発行された約一万二千六百誌、八十万冊の雑誌を収蔵する。いわば「およそ百五十年分の庶民生活の記録の集積」(事務局次長の鴨志田浩さん)だ。
2019年5月17日、大宅壮一文庫が、「所蔵雑誌検索(暫定版)」を公開中であると発表しました。 同文庫で1冊でも所蔵している雑誌のタイトルは全て検索できます。一方、各号の蔵書リスト部分は準備中のものがあり、継続雑誌のものは全て検索できますが、非継続雑誌は入力中のものが多数あり、準備ができしだい少しずつ検索できるようになると発表されています。 所蔵雑誌検索(暫定版)公開中です。 (大宅壮一文庫,2019/5/17) http://www.oya-bunko.or.jp/tabid/165/Default.aspx?itemid=419&dispmid=406 資料検索(※所蔵雑誌検索(暫定版)) https://oya-bunko.opac.jp/opac/Advanced_search 参考: 大宅壮一文庫、運営資金募集のためにクラウドファンディングを開始 Posted 2017年5月19
東京都新宿区高田馬場にある雑誌図書館「六月社」が、2018年6月10日閉館しました。 同館は、1983年から最新号までの400種10万冊の雑誌を集めた会員制の私立図書館ですが、報道によると、利用者が減少し、継続するための売上が見込めなくなったため閉館することとなったとのことです。 六月社 http://www.rokugatsusha.co.jp/ ※「2018年1月、六月社は35周年を迎えられました。有難うございます。その年の半ばでございますが、6月10日をもって営業を終了致します。」とあります。 私営雑誌図書館「六月社」が6月10日に閉館 約10万冊の蔵書に焼却処分の危機(ねとらぼ,2018/6/6) http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1806/06/news105.html 参考: 大宅壮一文庫、運営資金募集のためにクラウドファンディングを開
東京都新宿区にある私営の雑誌図書館「六月社(ろくがつしゃ)」が10日で閉館することになった。20年前には月に1千人が訪れたが、今年に入ってゼロの日が相次ぐなど利用者が減ったためだ。35年かけて集めた10万冊の蔵書が処分の危機にある。 1983年に開館した六月社は、JR高田馬場駅近くの2階建て木造住宅の1階(約110平方メートル)にある。1人入るのがやっとの通路の両脇に、天井近くまで本棚がそびえ立ち、約6万冊の雑誌が所狭しと並ぶ。分室にも約4万冊がある。開館以降に出版された主要雑誌はほぼ収蔵しており、ファッション誌「an・an」や週刊誌「SPA!」の創刊号も。現在は1人で切り盛りする社長の橋本凌一さん(72)が多いときで月に約400冊の雑誌をそろえてきた。 私営の雑誌図書館としては約80万の蔵書がある「大宅壮一文庫」に次ぐ存在として知られる。大宅文庫や公立図書館の古い雑誌は閉架式だが、六月社
東京都新宿区にある私営の雑誌図書館「六月社(ろくがつしゃ)」が10日で閉館することになった。20年前には月に1千人が訪れたが、今年に入ってゼロの日が相次ぐなど利用者が減ったためだ。35年かけて集めた10万冊の蔵書が処分の危機にある。 1983年に開館した六月社は、JR高田馬場駅近くの2階建て木…
「モナ・リザ」の色を思い起こしたと話す大塚さん 社会福祉法人日本点字図書館(田中徹二理事長、東京都)は11日、立体化した絵画などを展示する「ふれる博物館」を都内に開設した。視覚障害者が作品を手で触って鑑賞できる。第1弾の企画はレオナルド・ダ・ヴィンチ展。広く知られた名画など24点が並ぶ。 「この絵を見た時の色が蘇りました」。都内に住むはり治療師、大塚郁代さん(81)は13日に同館を訪れ、『モナ・リザ』を触りながら声を弾ませた。石こうでできたレリーフは、イタリアのアンテロス美術館が製作したものだ。 もともと美術館めぐりが好きで、40歳頃に全く見えなくなったという大塚さん。その後も美術館に通った。「これまでは説明だけで寂しかったけれど、これなら楽しい」。 展示品は一部を除き、大内進・国立特別支援教育総合研究所名誉所員の所蔵品。中でも『最後の晩餐』は世界に3点しかない希少品だ。絵画のほか自走車な
2018年2月6日、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)が、2018年2月末日をもってジェトロ・ビジネスライブラリー(東京)を閉館すると発表しました。 資料の電子化やインターネットの普及による技術進歩など情勢の変化などを踏まえ、書籍資料の閲覧・利用による情報提供業務を終了することとし、今後は、海外ビジネスに関する情報提供は、貿易投資相談をはじめウェブサイト等を通じたジェトロ調査情報の発信、各種事業を通じた個別企業向け支援などにより充実していくとしています。 また、ビジネスライブラリーで提供していたデータベースは、閉館後も引き続き利用できるようにするとのことです。 ジェトロ・ビジネスライブラリー(東京)の閉館について(JETRO,2018/2/6) https://www.jetro.go.jp/news/announcement/2018/edf2ec391a7d023e.html
東京都立川市にある国立極地研究所(略称「極地研」)で司書として働く南山泰之さんは、大学では法律を学び、南極に観測隊員として赴任したという経歴をお持ちで、最近ではオープンサイエンスなどをテーマにした講演もこなしています。 今回は南山さんに、これまでのご自身のことや、図書館員としての考えなどをうかがいました。 南山 泰之 様 国立極地研究所情報図書室 〒190-8518 東京都立川市緑町10-3 Webサイトhttp://www.nipr.ac.jp/publication/library.html 掲載している情報は2017年5月現在のものです。 もともと極地に興味があったわけではないです まずは、現在働いている国立極地研究所でのお仕事についてお聞きしたいと思います。国立極地研究所とはどのような施設なのですか? 南山泰之さん(以下、敬称略)極地研では、南極や北極での観測を中心にしたいろいろな
2017年7月10日(月)機械振興会館にて、dlib初めてのフォーラムを開催しました。 告知が遅かったにも関わらず、専門図書館、公共図書館、大学図書館、博物館/美術館、一般参加と、40名を超す様々な方が集まってくださいました。 フォーラム前半は、3人の講師の方から15分ほどづつ提議がありました。 1.福島幸弘氏(京都府立図書館) デジタルアーカイブや書誌の統合などを手がけてきた福島氏は、かねてよりISBNのない書誌について、横断検索時の書誌割れについて言及されてきました。今後更に情報の共有化が進んでいく中で、デジタルコンテンツの作成や収集に対し、長期アクセスを保証するために、できることを幾つか提言しました。 ・クリエイティブコモンズライセンスなどの利用規約の明示 ・個別の資料・作品の情報を判別・識別できる重複しない管理番号を付与する。 ・特定のシステムやメディアに依存しないデータ形式とし、
東京都中央区に所在する聖書図書館が、2017年6月30日で閉館すると発表しています。 同館は、1980年に日本聖書協会が開設したもので、約535種の言語の、5,300冊の聖書と辞書、研究書などを所蔵し、利用提供しています。 報道によると、貴重な聖書は青山学院大学に寄贈されるとのことです。 聖書図書館ご利用案内 http://www.bible.or.jp/library/lib01.html ※「聖書図書館は2017年6月30日(金)をもちまして閉館することになりました。」とあります。 Twitter(@AGU_Lib) https://twitter.com/AGU_Lib Facebook(日本聖書協会頒布部,2017/6/23) https://www.facebook.com/JBSBible/posts/2021013588158633
“103万円の壁”どうなる? “突破チーム”で政策協議へ 与党からは警戒感 今後の国会運営をめぐって、与野党双方から続く国民民主党へのアプローチ。看板政策である「年収の壁」の…
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