高校図書館に新聞4紙を=読み比べで「主権者教育」-自治体判断がカギ 文部科学省と総務省は4月から、公立高校の図書館に新聞を4紙置けるよう地方自治体への財政支援を拡大した。選挙権年齢が18歳以上に引き下げられ、有権者としての自覚を促し、政治への参加意識を高める主権者教育の重要性が高まっていることに対応。複数紙の読み比べを通じ、高校生に社会問題を多面的に考察する力を養ってもらおうという戦略だ。 文科省は2012年度から5年間、各小中学校に1紙購読を目安に年間15億円の交付税を配分してきた。17年度からの5カ年計画では、新たに高校への新聞配置も支援。小学校1紙、中学校2紙、高校4紙を目標とし、交付税配分額も年間30億円に倍増させた。 同省は、20年度から順次実施される小中学校の次期学習指導要領にも新聞活用の推進を盛り込んだ。「調べ学習」などを通じて、児童生徒の読解力や語彙(ごい)力、情報活用
主権者教育と学校図書館:スコットランドの場合<文献紹介> Lauren Smith. Information literacy as a tool to support political participation. Library and Information Research. 2016, 40(123), p. 14-23. 2015年6月,公職選挙法が改正され,第24回参議院議員通常選挙の公示日(2016年6月22日)以降の選挙から,選挙権年齢が18歳以上に引き下げられた。それにあわせ,図書館界では,関連書籍の展示や模擬投票の実施,生徒会図書局主催の意見発表会の開催,期日前投票所の設置などといった様々な形で学生,生徒を対象とした取組が行われた。 世界に目を転じると,スコットランドでも,英国からの独立を問う住民投票(2014年9月)では16歳以上の住民に投票権が与えられ,スコット
2022年度 一般的な授業の「参考文献」 「課題探究ゼミナールⅡ」武田 美奈子先生・二口尚美先生 (仙台青葉学院短期大学看護学科) 「社会情報学基礎演習(1)B」李東真先生 (中央大学) 司書・司書教諭資格取得のための授業の「参考文献」 「学習指導と学校図書館」松田ユリ子先生 (法政大学) 「学習指導と学校図書館」野村晴美先生 (中央大学) 2017年度 一般的な授業 「課題探究ゼミナールⅠ」「課題探究ゼミナールⅡ」桑田恵美子先生・岡崎優子先生 (仙台青葉学院短期大学看護学科) 「アカデミック・スキルズL」日向良和 先生 (都留文科大学) 「アカデミック・スキルズF」梅澤貴典 先生 (都留文科大学) 司書・司書教諭資格取得のための授業 「学校経営と学校図書館」今井福司先生 (白百合女子大学) 「学校経営と学校図書館」今井福司先生 (東京大学) 2016年度 一般的な授業 「基礎演習Ⅰ」「基
記事一覧 学校図書館への新聞配備 自ら学ぶ場の資料充実を (2015年7月25日午前7時05分) 文部科学省は2014年度「学校図書館の現状に関する調査」の結果を発表した。この中で、図書館に新聞が置いてある学校が小中とも初めて3割を超えた。高校の9割から見てこの数字が多いのか少ないのか。国は書籍と並んで新聞を学校に配備するための予算を講じているが、十分行き届いているとはいえない。18歳選挙権が決まり、主権者教育がクローズアップされる中、児童・生徒が自ら学ぶ場となる学校図書館の資料充実が急がれる。 調査は都道府県教委を通じて行われた。昨年5月現在、新聞を配置している学校は、公立小で36・7%(7387校)、公立中で31・7%(3033校)。前回12年度調査から公立小で12・2ポイント、公立中で12・7ポイント増えている。福井県教委によると、県内は小学校39・5%、中学校41・1%と、いずれ
父が言っていることと違う事実が書いてある 本があります。本棚に並べておいてよいのですか? (4年生児童) 日頃からお父様に対して尊敬の念をいだいている該当児童。 たまたま借りた本の中の日中戦争に関する説明文で、 お父様から伺っていたことと違った記述を発見したようだ。 精神科医・作家・評論家であるなだいなださんの著書である 『心の底をのぞいたら』に、こどもはある時期まで 両親の考えや意見を絶対的なものとして信じるとあることや 発達心理学上もそのような分析がなされていることから、 該当児童の訴えはごく自然なものと考えられる。 また、一方で「図書館の自由に関する宣言」で触れられているとおり、 図書館には「資料収集の自由」と「資料提供の自由」が存在する。 該当児童のお父様を思う気持ちに配慮しながら、「図書館の本棚には、 いろいろな考えを持つ方々がお書きになった様々な本が並んでいて よいのです。」と
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