nobuhiro 曰く、 "今年のノーベル物理学賞に、小柴昌俊氏 (東京大学名誉教授、素粒子実験) が選ばれた (NHK ニュース)。最近話題になったスーパーカミオカンデの前身カミオカンデによるニュートリノ観測に対する受賞で、日本人として 4 人目の物理学賞である。 先駆的に準備をしていたのが幸いしたわけであるが、陽子崩壊を観測しようとしていた装置が、退官1ヶ月前に超新星爆発のニュートリノを捉え、ニュートリノによる天体観測という分野を切り開いた。装置の危機的な状況での受賞は、科学研究を一般の人にアピールしてくれるので、復旧への後押しとしてよい支援になると思う。つくずく強運の人である。"