理化学研究所(理研)が10月24日、真空より低い屈折率を実現した三次元メタマテリアルを開発したことを発表した(共同通信)。 60秒で分かるプレスリリースが分かりやすいが、新たに開発された新物質の屈折率は0.35で、真空の屈折率よりも低い。また、大きさも数mm角と、いままで作られていた物質よりも大きい。 屈折率が高いほど、その物質の中を通る光の速度が遅くなることが知られているが、屈折率が1より小さいと、逆に物質内を通る光の速度は速くなる。これを利用することで、光学迷彩のように「物質を見えなくする」システムを作り出せる可能性がある。