10件のうち2件ではIEの極めて深刻な脆弱性に対処する。既に攻撃が発生しているIE 8の脆弱性修正プログラムも含まれる。 米Microsoftは、10件の月例セキュリティ情報を5月14日(日本時間の15日)に公開すると予告した。既に攻撃が発生しているInternet Explorer(IE) 8の脆弱性にも対処予定。深刻度はこのIEの脆弱性およびWindowsの脆弱性に対処する2件が最も高い「緊急」、残る8件は上から2番目の「重要」となる。 IE 8の脆弱性は、Microsoftが5月3日にアドバイザリーを出して注意を呼び掛けていた。この脆弱性を突いた攻撃の発生も報告され、同社は当面の対策として、既知の攻撃に対する防止策をワンクリックで設定できる「Fix it」ツールを8日に公開。14日の更新プログラムでは脆弱性そのものの修正を予定している。 この脆弱性はIE 8のみに存在し、クライアント