「これからは自分のために時間を使ってもいいのかな」(鹿島GK杉山哲) 「自分は今までチームのことを考えてやってきたつもりだった。これからはその時間を、自分のことに使ってもいいのかな、とも思う。30歳の僕に残された時間はそんなに多くないから」。 11月30日、鹿島から来季契約を結ばない旨を伝えられたGK杉山哲(30)は受け入れがたい現実を前に、そう言って赤みを帯びた目を泳がせた。 チームに尽くした8年だった。2004年に福岡大から鹿島に加入。反応の速さを武器に、曽ケ端を脅かすGKとして期待された。だが、選手の入れ替えが少ないポジションの特性上、絶対的な守護神がいれば控えにチャンスが巡ってこない。結局、出場した公式戦は2年目のナビスコ杯1試合だけだった。 「普通、プロ選手は日々の練習で、試合の準備するものだと思う。始めのうちはそうしていた。でも、出番のない期間がこれだけ続くと、何のために
MF藤田 新潟が獲得交渉 期限付き移籍のMF西は鹿島が打診 (12/16 06:20) 札幌のMF藤田征也(23)に対し、J1新潟が獲得を目指し、正式オファーを出して交渉していることが15日、分かった。また、札幌から新潟へ期限付き移籍しているMF西大伍(23)には、J1鹿島が獲得を打診していることも明らかになった。 藤田は札幌U―18から2006年にトップチームに昇格した生え抜きの中心選手。豊富な運動量と、チームトップクラスのスピードを誇り、サイドハーフとサイドバックをこなす。今季は30試合で3得点をマークした。 新潟は今季、右サイドバックのレギュラーに定着した西が抜ける可能性が高く、サイドで安定したプレーを続ける藤田に狙いを定めた。藤田にとって、J1からのオファーは魅力的だが、U―18時代から過ごしている札幌にも強い愛着があり、頭を悩ませそうだ。 藤田と同期の西は札幌U―15、U―18
トップ > 中日スポーツ > サッカー > 紙面から一覧 > 記事 【サッカー】 鹿島 新潟・西獲り参戦 2010年12月6日 紙面から リーグ4連覇を逃した鹿島が、J2札幌から新潟に期限付き移籍しているMF西大伍(23)の獲得に乗り出したことが5日、分かった。鹿島は、ドイツ1部リーグ・シャルケへ移籍した日本代表DF内田の後釜候補として西を高く評価。右サイドバックとして開花した若き万能プレーヤーの獲得へ、J2札幌と条件交渉に入った。 黄金期の再構築へ、鹿島の動きは迅速だった。V逸の要因に挙げられた手薄なサイドバックは、即戦力補強の重要ポイントの1つ。世代交代も見すえ、13冠クラブは23歳の西に狙いを定めた。今季開幕前、鹿島は内田の流出を想定して、ブラジル人DFジウトンを補強した。左SBが本職の新井場を右に回し、ジウトンを左SBで起用したが思うように適応できず、想定外の泣きどころとなってしま
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