12月2日以降も「これまでどおり医療にかかれます」―。厚生労働省は、今の健康保険証が使えるという広報に力を入れることになりました。 現行の健康保険証の新規発行を止め「マイナ保険証」に本格移行する12月2日まで1カ月に迫った10月31日、社会保障審議会の医療保険部会で厚労省の担当者は、不安払拭(ふっしょく)のため現行保険証が使えることを周知徹底すると明言しました。すでに10月24~30日にほぼ全ての新聞に同趣旨の広告を掲載し、今後、医療機関でもこれまで通りの保険診療を受けられることを知らせます。 これまで政府を挙げて「マイナ保険証」推進をアピールしてきたことに比べて、対応に変化が見られます。 来月2日以降も現行の保険証可 10月31日の会合で委員から、12月2日から紙の健康保険証の新規発行を停止するが、「現行保険証が使えなくなると勘違いしている人がいる。不安に思う人がいることは間違いない」と
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