『ゲド戦記』35点(100点満点中) これまでのジブリの短所を引き継ぎ、かつ長所を捨てた 『ゲド戦記』は、『指輪物語』『ナルニア国ものがたり』に並ぶ、世界三大ファンタジーの一つとされる。原作者がかたくなに映像化を拒みつづけ、かつては、あの宮崎駿でさえ断られたというこの作品を、息子の宮崎吾朗は自身の初監督作に選んだ。アニメーション制作は、もちろんスタジオジブリ。興収100億円を狙う、2006年夏シーズンの大本命の登場だ。 人間の生活圏に現れるはずの無い龍が、立て続けに侵入する異常事態が発生。世界の均衡が崩れつつあると予感した偉大なる魔法使い=大賢人のゲド(声:菅原文太)は、原因を探る旅に出る。やがてゲドは、父親を刺して逃亡中の王子アレン(声:岡田准一)と出会う。アレンが生きる気力を失っており、放置できない事に気づいたゲドは、彼を連れ、知り合いのテナーの家に身を寄せる。そこにはアレンと同年代の
スタジオジブリ、「ゲド戦記」のフルデジタル制作環境を説明 日本HPワークステーション発表会で特別講演 日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は26日、パーソナル・ワークステーション新製品の発表会を開催。その中で、特別講演としてスタジオジブリの北川内氏が、最新作「ゲド戦記」の制作でも使用したという、スタジオジブリのアニメーション制作システムについて解説した。 スタジオジブリでは、'97年公開の「もののけ姫」の制作中からデジタルアニメーションへの移行を開始。'99年の「ホーホケキョ となりの山田くん」からフルデジタル制作環境で様々な作品を手掛けている。 現在の日本のアニメスタジオでは、ジブリ以外でもデジタル化が進んでおり、セルに色を塗って作り上げる、本当の意味でのセルアニメを作っているスタジオは少ない。これについてジブリの管理部システム管理室の北川内紀幸室長は「ジブリの場合
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