経済産業省が6月に公表した「生産動態統計」によると、新型コロナ前の2019年のギター・電子ギターの販売数量は16万380本だった。コロナ禍が始まった2020年は16万7161本に増加。2023年は19万1318本にまで伸びた。コロナ禍での外出制限によりギターを演奏しようとする人が増え、その後も愛好者が着実に増えたことが要因だ。 海外市場の調査を手掛けるグローバルインフォメーションは、2017年に33億米ドルだったエレキギターの世界市場規模が、2027年には51億米ドルまで成長すると予想。同市場が成長産業であることは間違いない。 旗艦店のFENDER FLAGSHIP TOKYOがオープンしてから1年以上が経過した。ムーニーCEOの日本市場への評価は高い。 「世界の市場では米国、英国、日本がトップ3です。中でも旗艦店をオープンさせたという意味では日本に1番、力を入れています。出店場所は原宿と