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昨年末にご紹介した小澤征爾氏と村上春樹氏の対談本について、一点気になる部分がありました。それは往年の巨匠レナード・バーンスタイン(『ウェストサイド物語』の作曲者でも有名)が音楽監督だった時代に研修生として指揮をした経験に基づいて、小澤氏がニューヨーク・フィルハーモニーの演奏姿勢について否定的であった点です。 小澤氏の批判は、特に弦楽器の奏法が「軽い」というものでしたが、この点に関しては一昨年からアラン・ギルバート氏が音楽監督に就任したことで大きく改善されています。楽団の名誉のためにも、そのことを申し上げておきたいと思います。このギルバート氏は、日本人のお母様が同楽団の現役バイオリスト、お父様も同楽団のバイオリニストで本人もバイオリン奏者であり、就任早々に弦楽セクションの奏法を変更しているからです。 さて、このギルバート氏ですが、NYフィルの音楽監督として最も力を入れているのは、グスタフ・マ
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮NHK交響楽団によるブルックナー交響曲第4番を東京渋谷のNHKホールで聴いた。13日(日)午後3時のマチネーで、コンサートの前半はモーツァルトのプラハ交響曲。 ブロムシュテットはNHK交響楽団の名誉指揮者だが、N響で聴くのは僕は初めてである。今まで2度聴いたのはどちらもやはりブルックナーで、1996年にニューヨークでニューヨーク・フィルとの6番の練習を、2002年にゲヴァントハウス管弦楽団と来日した際に5番を聴いている。今回は前日まで聴きに行く予定はなかったのだが、急に思い立って出かけてきた。 行ってよかった。やはりN響は野球で言えば巨人軍で、久しぶりに聴くと「さすが」である。東京のオケをすべて聴いているわけではないので、例えば読売日本交響楽団とくらべてどうよ、と問われても分かりませんと答えるしかないのだが、新日フィルや都響など僕がそれなりに聴いたことがある
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