Doctors’Picks医師限定 医師が薦めるがん関連情報を一覧でチェック!エキスパートの解説コメントで理解が深まる
あなたは、がんを予防するためになにをしていますか? 内閣府が、全国20歳以上3000人を対象に2009年夏に調査を行い、結果を公表しています。第1位は「焦げた部分を避ける」で43.4%でした。 おそらく、まともな医療関係者で「焦げ」をがん対策として重視している人はいないでしょう(理由は後述します)。残念ながら、市民の意識と実際に効果のあるがん予防策には少々、ずれがあるのです。 インターネットを検索すると、「がんを予防する食生活」や「がんに効く食品」も山ほど紹介されています。昨年は、放射性物質を排出しがんを防ぐとして、いくつかの食品がテレビや雑誌などで取り上げられ、ネットにも情報が氾濫しました。が、これらも、科学的根拠を探っていくと、あやふやです。 今回は、科学的に妥当な「がん予防にいい食生活」を考えます。 なぜ、「焦げ」は重視されないか? 焦げの誤解は、40年近く前に全国紙が「焼き魚の焦げ
乳児用粉ミルクの放射性セシウム汚染について心配しておられる 妊娠・授乳中女性へのご案内 平成23年12月8日 日本産科婦人科学会 乳児用粉ミルクの放射性セシウム汚染 (最大で30.8ベクレル/kg)が報道されました。この件に関する人体への影響について本会の見解をご案内致します。 結論:たいへん微量であり、この粉ミルクから余分に受けた被曝に関して健康被害について心配する必要はない。 理由: 放射性セシウムを食材中から摂取した場合におけるベクレル(Bq, どの程度の放射線を出すかの単位)とミリシーベルト(mSv, 人体が放射線により受ける影響の単位)の関係は以下のようになります(出典は「緊急時における食品の放射能測定マニュアル」. 平成14年3月. 厚生労働省医薬局食品保健部監視安全課)。放射性セシウムにはCs137とCs134があります。 Cs137, mSv=Bq×2.1÷100,000
果実に多く含まれるカリウムを約半分に抑えたメロンを、島根大生物資源科学部の浅尾俊樹教授(53)(野菜園芸学)らが開発した。 摂取制限の必要な人工透析患者も食べられ、甘さやみずみずしさは変わらないという。 浅尾教授は2008年、「人工透析を受けている祖父に好物のメロンを食べさせたい」と同僚から相談を受け、研究を開始。計約70株を果物や野菜の生育に欠かせないカリウム入りの培養液で育て、結実直後、培養液からカリウムを除いて収穫した。 透析患者はカリウムを摂取し過ぎると不整脈や心不全を招く恐れがあり健康な人の半分の1日1・2~1・5グラムにとどめる必要があるというが、条件を変えて育て、7月末に収穫した果実の中にカリウムが1~1・2グラムと通常の半分近いものが9個あった。今後、カリウムを除くのに最適な時期を調べ、栽培法確立を目指す。
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