NHKスペシャル「マネー資本主義第4回:ウォール街の”モンスター”金融工学はなぜ暴走したのか」を観たのだが。これらについては、オイラ数年前から今回の詐欺的金融バブルははじけるが、実態の詳細については、専門書や専門ブログを見ても、痒いところに手が届いていないものばかりだった。そりゃそうだ。米国や英国でさえ、一部は確認できていても、実のところ、政府の機関さえ実態は掴んでいなかったのだから。 昨年2008年に金融大危機になって、バブルが崩壊し、様々な詐欺的実態が明るみになり、その後の対処のなかで、様々な検証がされ今年になってその正体の概要が日本にも伝えられてきたばかりなのだ。 昨年3月頃、朝生でも森永卓郎なぞは、「金融危機を煽るとその手の本が売れて儲かるからいっそう大げさに騒いでいる。米国は日本と違ってすぐ対処して克服する」なぞと例によって知ったかぶりをほざいていた。他の専門家と云われてきたのも