ダイエットは現代人にとって大きな課題だ。実は、私たちは、20〜30年前の大人と同じ生活をしても同じ体重を維持することが難しくなっているのだという。 その原因のひとつに、化学物質によるホルモンバランスの乱れがあると指摘するのは、アメリカで「健康のパイオニア」と呼ばれるアン・ルイーズ・ギトルマンだ。内分泌を乱す危険な化学物質と、それらの“太る毒素”を減らす方法、排出する方法を聞いた。 ※本稿はアン・ルイーズ・ギトルマン著『カラダが脂肪燃焼マシンに変わる 代謝革命ダイエット』(かんき出版)より、一部を抜粋編集したものです。 肥満の原因になる化学物質 太る原因になるのはカロリーだけではない。 身の回りにある毒素も、代謝を下げる一因になっている。代謝が毒に汚染されるとホルモンの働きが乱れ、体内の炎症が増加する。その結果は、肥満や、さまざまな深刻な病気だ。 今の時代、どんなに気をつけていても、毒素を完