米スタンダード&プアーズによる日本国債の格付けが下がって、菅首相が「そういうことには疎いので」と発言、野党やらマスコミやらに袋だたきにあってます。こういう揚げ足とりやすいことをホイホイ言う首相も首相ですけど、こんなもんは「疎い」上等、数年前ならまだしも、今これを過度に信用しようとする輩の見識を疑いますね。 格付け会社って、競馬の予想屋と同じです。一生懸命分析して答えを出してくれますが、はずれたって責任とっちゃくれない。信用して馬券買ったアナタが悪いって話で、格付けなんて所詮、そんなものです。それを学ばせてくれたのが、リーマン・ショックでした。 リーマン・ショックは米国の住宅ローン破綻から起きた、というのが定説ですけど、「格付け」システムも相当な重罪人です。「格付け盲信がリーマン・ショックを起こした」と言い換えたって、絶対にまちがいにはなりません。だから、「疎い」でいいんだよ……といって
ほほぅ、そういう見方もあるわけですね。 超巨匠フランシス・フォード・コッポラ監督は言います、音楽や映画を無料でダウンロードするのはアリではないか、と。コッポラ監督がネタ元The 99 Percentで語ったインタビューどうぞ。 アートとお金についてよく考えなければいけない。アーティストがお金を稼ぎ始めたのはここ数百年のことだ。それ以前はアーティストはお金を稼いでいなかった、ではどうしたか? パトロンがいたのである。その土地のリーダーや、公爵、教会の権力者、そういった人達がパトロンとしてついていたのである。または、アーティスト自身が収入を得るために別の仕事に就いていた。かく言う私も、他の仕事もしている。映画を作っている、誰も私に指図しない。が、生活収入を得ているのは他の仕事であるワインビジネスの方である。他の仕事をしながら、朝5時に起きて台本を書く。 メタリカやロックの歌手が成り上がってリッ
ポップカルチャーとは要するにポピュラーなカルチャー、人気のある時代のトレンドで、人々が夢中になって自分の時間や資金を投資させられるくらいの魅力的なもののことですね。進化が著しく止まないコミック、アニメ、ゲームなども代表的なポップカルチャーの一つです。 しかしどうしてこれだけ多くの人々に受け入れられるようになったのでしょうか。漫画の原型が初めて世界に登場したのは古代の世界のどこか、アニメーションやゲームにおいては西暦1800年代後半のヨーロッパで、一瞬の感動を与えてくれる程度のものでした。それが時代と共に複雑に進化し、現在では全く別世界が存在しているかと思わせるくらい複雑・長編になりました。 これから先も、テクノロジーと共に現実世界にも勝る情報量を抱え、人々の心を惹きつける巨大な存在となっていくことは必至です。アニメーションやビデオゲームは食糧ほど必要な存在ではないにしても、多くの人々にとっ
こんばんは、 私は全くの素人ですが、同感です。 「やっぱり、経済学が悪いのではなく経済学者が悪いんだと思う」 http://togetter.com/li/71681 「経済学徒はなぜ信頼を裏切るか?」 http://d.hatena.ne.jp/hihi01/20101121/1290352306 経済学が昔は「政治経済学」といったように政治を行って行くための、リーダーとしての常識を示す学問であるべきではないでしょうか? そもそも、経済学の大前提自体がかなり疑わしい訳ですし。 「市場を無理に理解したり、操作しようとしなくてもいいのかもしれない」 http://d.hatena.ne.jp/hihi01/20101127/1290814509 その昔、私は「経済学部にはマル経の人と近経の人がいるらしい、で、マル経の人は教条主義で、近経の人は資本家の手先で、要するに、どっちも好きになれない手
無料で読むことができる(この雑誌を読まないのは一生の損です)、けれど屈指のグラフ雑誌である、グラフィケーション GRAPHICATION 2010 No.171 特集「師弟関係」中の、玄田有史「師を語る - 石川経夫が生きていたら」から。 石川がなくなった後、世間で重視されるのは「わかりやすさ」ばかりになった。なんでも「わかりやすい」が一番。 しかし、わかりやすいことには、どこかに必ず嘘が含まれている。 「ワークマンシップ」という言葉を知った頃、玄田有史先生は石川経夫からワークマンシップを受け継いだのではないか、という言葉を聞きました。 「師弟関係」という言葉のもとに玄田有史先生が師を語る文章を読み、あぁ確かに「玄田有史先生は石川経夫からワークマンシップを受け継いだのだな」と心から理解したのです。
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