先月、沖縄県那覇市で拝見した平成23年7月15日付けの「覚 書」には驚いた。 なんと長崎市に本社を置く加藤産業(代表取締役・加藤博文)とK・Mという山口組系幹部が交わした「覚 書」だという。しかも立会人として署名捺印しているS・K氏も立派な福岡県の暴力団関係者だそうだ。 「覚 書」を交わしたのは那覇市内のホテルの会議室、場所をセットしたのは沖縄県最大組織トップの企業担当M氏である。 現在、加藤産業には長崎県警本部刑事課長から佐世保署の署長、長崎県県警元刑事部長まで出世した日高慶夫氏が暴力団に代わって用心棒として雇われてるが、ある時は暴力団と「覚 書」を交わして公共工事の道案内を頼むという清濁併せ呑むというか、金のためなら警察官だろうと暴力団だろうと利用できるものは何でも利用するという加藤産業の企業気質には辟易するばかりである。ただ、辺野古埋め立て反対派ばかりか沖縄県民もそんな県外企業は許さ