切除された人間の男性器を食べるというイベントが東京、杉並区で行われ、国内外に衝撃を与えている。区は警察と協議して何らかの対応をする構えだが、過去に前例のない「事件」だけに頭を抱えている。 イベントは2012年5月13日夜、杉並区阿佐谷のライブハウスで行われた。これまで出ている報道などをまとめると「性器を食す世紀のイベント」という触れ込みで、芸術家の男性(22歳)が性器を提供。事前に切除し、冷凍保存していた自分の性器を会場で調理し、観客が食べるというものだ。 「固い!ぶ厚いゴムを噛んでるみたい」 男性は「絵描き」で、ゴシックな雰囲気の前衛的な作風が特徴。2年前から「(性別が)男性であるということが、私の人格や意志、思想、人生の目的において必要なのかどうか」と疑問を抱くようになったという。 その後、徐々に性器を食べるべきだと思うようになった。当初は自分で食べる考えだったが、術後の医療費を捻出す