転職支援サービス「Qiita Jobs」で、利用企業がユーザーの興味関心などを閲覧できる機能を、ユーザーに事前に知らせないまま実装していたと、運営元のIncrementsが3月31日に明らかにした。実装時期は2019年11月19日以降で、20年3月26日に停止したという。同社は「個人情報保護法上、不十分な対応でした」と不備を認め、謝罪した。 Incrementsが企業向けに公開していた情報は、ユーザーがよく読む記事のタグ、関心があるワード、IPアドレスを基に推定した利用エリアの3種類。Qiita Jobsに求人を掲載したことがある企業は、これらの情報を閲覧できたという。同社は19年11月19日に公式ブログを更新し、関心ワード、関心カテゴリー、行動ログ、アクセスした都道府県を広告サービスなどに利用する旨を公表していたが、ユーザーへの事前の告知はしていなかった。 同社は3月25日にも、Qiit
