セネガル戦の前半終了間際、相手FKの場面でゴール前を守る日本選手が一斉にラインを上げた。セネガル選手6人を置き去りにする完璧な「オフサイド・トラップ」。見事な日本の戦術を見て、世界中に絶賛の声が広がっているという。 思わず「懐かしいなあ」と声が出てしまった。サッカー部でプレーしていたころ、よくやっていた戦術だった。守備を統率するスイーパー(センターバック)の合図で、一斉に自陣ゴールから離れる。攻撃選手がオフサイドポジションに取り残された相手は、チャンスの芽を摘むことになる。 よく失敗した。全員の動きに遅れるチームメートがいて、オフサイドにすることができない。ゴール前で「どフリー」になった相手に楽々とゴールを許す。GKが「何やってんだよ」とキレる。そして、チーム内で罵倒合戦が始まる。そんな経験をした人も、決して少なくはないだろう。 ヨハン・クライフ(左)(1980年1月10日撮影) 74年の
寒い冬がようやく終わり 今年は桜の季節に日本で過ごせると喜んだのもつかの間、これまでに無くひどい花粉症に悩まされた。しかし、花粉もようやく下火。暑くも寒くもない良い季節がやってきた。 今、日本は新緑の若葉がきれいだ。東京を歩いても、道路脇にさりげなく植え込まれたツツジが満開になっていたり、どこかの家の塀からレンギョウが垂れ下がっていたりで、街中のそんな花々を見るたびに、なんと美しい季節かと感動する。 冬が長く厳しいドイツでは、5月に春が突然やってくる。果樹としての桜や桃が一斉に花をつけ、丘一面が白い霞のようになって、こよなく美しい。 この時期ドイツでも、白樺やらハーゼルナッツなど様々な花粉が飛び、皆が悩まされるのは日本と同じだが、それでも春を待ちわびた人々の喜びは果てしない。モーツァルトの有名な「五月の歌」も、単純に春の喜びを表した歌曲だ。 ちなみに、今年の2月、ドイツは記録的な寒さだった
高須クリニック院長である高須克弥氏のネット上での発言が波紋を呼んでいる。 もともと右派よりの発言でネットで話題になっていた高須院長だが、ちょっと今回ばかりは状況が違うようだ。なぜなら、今回は高須院長がナチス賛美を繰り返しているという問題だからだ。 これを問題視するネット民の一部からは、高須克弥氏が院長を務める「高須」クリニックと「ナチス」をひっかけて揶揄するツィートも拡散しはじめているのだが、話はよくあるネットの炎上にとどまらない可能性もある。 現在アメリカはネオナチやKKKなどの白人至上主義団体が、その反対派に対しておこした死者の出た暴力事件で騒然としており、それをあたかも擁護するような態度に出たトランプ大統領とともに、全米から批難を浴び一部の右派を除いて、完全に四面楚歌の状態である。 このような国際常識に照らし合わせれば、高須克弥氏の一連のナチス賛美の発言は日本国内だけではなく国際的に
ナチスは親日的だった? 同盟国であり、ともに敗戦国であったからという理由から、ナチスドイツに対するシンパシーのような空気が一部に存在する。 その彼らが言うには、「ナチスは親日的だった」そうである。 だが、これは欧州のディプロマシーの中のプロパガンダをナイーブに信じ込んでしまった結果に過ぎない。現実はもっと複雑であり、ナチスの思想はもっと残酷であった。 ドイツの国策「親日」映画『新しき土』 1937年に公開された日独合作映画に『新しき土』がある。撮影は日独防共協定の前年。 当時バリバリの新進女優であった「銀幕の処女」原節子が主演。日本映画黎明期の職人伊丹万作(伊丹十三の父)がドイツ人と共同監督。ドイツ側監督は、アーノルド・ファンク。山岳映画の巨匠である。軍人に守られながら、満州の開拓に日本人娘が入植する結末に終わるこの映画。ドイツ語タイトルは『サムライの娘』。この映画は日本では大ヒットした。
欧州全土を襲った大寒波 今年のドイツは、寒気、大雪、強風と三拍子揃った過酷な冬となった。 北極圏の冷たい空気は、通常ならば一旦ノルウェー海あたりに出て、少し温度を上げるのだそうだが、今回は海上を経由しないまま、直接ヨーロッパ大陸に流れ込んだ。 その影響で、ロシアや北欧だけでなく、中・東・南欧、バルカン半島、そしてアフリア北部までが、すっぽりと大寒気に包み込まれた。しかも、その極端な寒さが、3週間ものあいだ居座ったのである。 1月4日には、ヨーロッパのハブ空港の一つであるイスタンブール空港が吹雪で閉鎖された。12日からは、ヨーロッパの広範囲を猛烈な吹雪が襲い、各地で大きな被害を出した。 最低気温はノルウェーのマイナス42.4度、チェコのマイナス35.2度、バルカン半島はセルビアのマイナス33度など。一番極端だったのは、1月7日のアルバニア南部Bulquzaのマイナス22度。この地方の通常の1
教育は国家の根幹を成している。国の行く末は、教育にかかっているといっても過言ではない。だからこそ国は、教育をよりよくすべく試行錯誤する。日本も、脱「ゆとり教育」を試みたり、英語教育に注力したりと、模索を続けている。だがそれでも、「日本の教育は遅れている」と言われることが多い。こういった批判の枕詞は、「欧米と比較して」だ。 日本の教育は世界的に見ると「平等」 よくいわれる日本の教育の欠点として、「詰め込み型教育」「個性を伸ばせない」「偏差値主義」などが挙げられる。それに比べて、欧米は「のびのびと学べる」「個性を尊重する」「偏差値という概念がない」というわけだ。確かにそう考えると、日本の教育は、欧米からすれば「遅れている」ように見えるのかもしれない。だが、それは本当だろうか? 教育格差が大きいドイツの制度と比較すると、日本の教育は世界でも類を見ないほど「平等」であることがよくわかる。 ドイツの
現代にタイムスリップしたヒトラー(本人)がモノマネ芸人として大ブレイク! という奇想天外なアイデアでベストセラーとなった同名小説を映画化した『帰ってきたヒトラー』。6月17日より全国公開となります。 本作で、あまりにもソックリなヒトラーを演じたのが俳優のオリバー・マスッチさん。ドイツ生まれの俳優さんですが、ドイツでもそのキャリアはほとんど知られておらず、つまり“無名”。『帰ってきたヒトラー』製作陣が見つけ出した才能は、劇中で私たちを笑わせ、そしてそら恐ろしい気持ちにさせてくれます。 実際にヒトラーの格好で街を歩き、国民のリアルな反応を撮影するという「ドキュメンタリー」パートも非常に印象的な本作。撮影の中でオリバーさんが脅威を感じた出来事とは? ―ヒトラーに扮したオリバーさんが、予告無しで街頭に繰り出すパートが印象的ですが、どれくらいの時間「ドキュメンタリー部分」の撮影を行ったのでしょうか?
気が付けばクリスマスまであと1か月。 子どものクリスマスプレゼントやクリスマスケーキ選びにも悩みますが 個人的にもっと悩んでいることがあります。 今年はどこのシュトーレンを買うか。 思い起こせばシュトーレンとの出会いは、数年前。 行きつけの天然酵母が売りのパン屋さんでの出来事でした。 まだシュトーレンが一般的になる前だったので 「シュトーレン予約はじめました」 のポップを見た時に 「何だかよくわからないけど、パンが美味しいから美味しいに違いない」 と軽い気持ちで予約してみたのです。 食べてみて衝撃でした。 一口の満足度が高く、とても熟成された味です。 クリスマスまで毎日一切れずつ食べることも納得です。 毎日の食後の楽しみになりました。 翌年も同じお店でシュトーレンを買いました。 しかし、残念なことにその後お店は閉店。 そこから毎年違うお店でシュトーレンを買ってみましたが、 最初のお店の味は
引用元:【国際】ドイツのメルケル首相、米のTPP離脱に不満表明「正直、喜べない」 [無断転載禁止]c2ch.net http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1479906492/ ドイツのメルケル首相は23日、トランプ次期米大統領が 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)から離脱すると表明したことについて、 「TPPがおそらく実現できなくなったというのは、正直、喜べない」と述べ、不満を表明した。 「(中略)」 http://www.sankei.com/world/news/161123/wor1611230042-n1.html
先日のハロウィンで、ナチスの軍服を連想させるとされる衣装を着たアイドルグループがイスラエルから抗議を受けるというニュースがありました。 決して今に始まったことではないのに、驚かれた方もおられるのでは? プロレスラーが入場の時に、ナチスの軍服っぽい格好で入場するのを見たことがあります アイドルのダンスに、ナチスの敬礼っぽい振り付けを見たことがあります アニメのキャラクターで、あきらかにドイツの軍服を着ているのもあります。 ネットがないころは、日本で何をやっても、誰の目に止まらなかった。 しかし現地は多少雰囲気が違って 僕がパリに住んでいる時に、エフェル塔の前でナチスの敬礼で写真をとった日本人が逮捕されたという事件もありました。 今回、突然の騒動は ネットを通じて、日本の出来事が世界中で閲覧されるようになったことも一因ですね。 さて ナチスが第二次世界大戦でユダヤ人を殺戮した その軍服や敬礼や
史上最強の暗号機「エニグマ」 エニグマは、1918年にドイツで発明され、その後ナチスに採用された暗号装置。 その解読の困難さは、多くの敵国の暗号解読者を悩ませました。 絶対の自信を持ってナチスは大戦中、エニグマで暗号化した機密文書を送受信していましたが、実は連合軍はエニグマの解読に成功しており、 このことが第二次世界大戦の終結を早める1つの要員になったと言われています。 このエントリーでは、なぜエニグマがそこまで解読困難だったかと、 エニグマの解読に成功し連合国の勝利に貢献した男たちを紹介します。 エニグマの仕組み 強みは「日鍵」 エニグマ暗号の強みは、当日しか使えない「日鍵」を使うことにありました。 オペレータは、月に一度毎月の日鍵のコードブックを受け取り、 それに基づき毎日機械の設定を調整することで暗号の配列や規則性を変えていました。 例えば、ある日のコードブックには以下のように指定さ
隗より始めよ・三浦淳のブログ 「新潟大学・三浦淳研究室」の後続ブログです。2018年3月末をもって当ブログ制作者は新潟大学を定年退職いたしました。2019年2月より週休2日制(日・水は原則更新休止)。旧「新潟大学・三浦淳研究室」は以下のURLからごらんいただけます。http://miura.k-server.org/Default.htm 本職はドイツ文学者。最新刊は日本文学と学歴についての著書『「学歴」で読む日本近代文学』(幻冬舎)。そのほか、ドイツ文学の女性像について分かりやすく書いた『夢のようにはかない女の肖像 ――ドイツ文学の中の女たち――』(同学社)、ナチ時代の著名指揮者とノーベル賞作家との対立を論じた訳書『フルトヴェングラーとトーマス・マン ナチズムと芸術家』(アルテスパブリッシング)が発売中。 なお、当ブログへのご意見・ご感想は、メールで以下のアドレスにお願いいたします。 m
ドイツのある新聞の東京特派員が過去5年間の日本の政府と海外メディアの「対立」について記事を書いている。 安倍政権の国際的評価がどのようなものかを知る上では貴重な情報である。 でも、日本国民のほとんどは海外メディアが日本をどう見ているのかを知らない。 日本のメディアがそれを報道しないからである。 しかたがないので、私のような門外漢がドイツの新聞記者の書いたものをボランティアで日本語に訳して読まなければならない。 このままでは「日本で何が起きているのかを知りたければ、海外のメディアの日本関連記事を読む」という傾向は止まらない。 そんなことまで言われても日本のジャーナリストは平気なのか。 「ある海外特派員の告白 5年間東京にいた記者からドイツの読者へ」 Carsten Germis さて、荷造りも終わった。ドイツの日刊紙Frankfurter Allgemeine Zeitungの特派員として東
「自国のために戦う」人の割合、日本が世界最低?先日の報道によれば、「自国のために戦う意志」を問う国際調査にて、日本では「はい」と答えた人の割合が11%と、64カ国中で最も低い割合だったそうです。 【ジュネーブ共同】各国の世論調査機関が加盟する「WIN―ギャラップ・インターナショナル」(本部スイス・チューリヒ)は18日、「自国のために戦う意思」があるかどうかについて、64カ国・地域で実施した世論調査の結果を発表、日本が11%で最も低かった。 出典:「国のため戦う」日本最低 パキスタンや越が高率 日本と同様に「はい」と答えた人の割合が低い国は、オランダで15%、ドイツで18%だそうです。日本もオランダもドイツも先進国という点で共通してますが、逆に情勢の不安定な国では「はい」の回答が高い割合を示したそうです。 この調査結果を受けて、ネット上では色々な意見が溢れています。「日本が右傾化してるって嘘
引用元:http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/news4plus/1423730077/ 1:もろ禿 ◆SHINE.1vOk もろ禿HINE! ★@\(^o^)/:2015/02/12(木) 17:34:37.02 ID:???.net ギリシャがドイツにナチス時代の賠償請求を示唆、中国ネットには「日中関係」に関するさまざまな反応 (Record China) - Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150212-00000021-rcdc-cn&pos=5 2015年2月11日、網易によると、ギリシャのコジアス外相は10日、ドイツに対して第2次世界大戦中にナチスによって受けた損害の賠償を請求する との考えを示した。ドイツ側は「賠償問題は解決済みである」とこれを拒否している。 「(中略)」 こ
■SNBが対ユーロでの防衛ラインを撤廃 2015年1月15日(木)、SNB(スイス国立銀行[スイスの中央銀行])は、スイスフラン高を進ませないために、ユーロ/スイスフランで設定していた防衛ラインの撤廃を発表した。これにより、急激なスイスフラン高が進み、ユーロ/スイスフランは短時間のうちに大暴落した。 SNBはリセッションとデフレを回避するため、2011年9月6日にスイスフランの対ユーロレート(ユーロ/スイスフラン)の下限(ユーロ安・スイスフラン高)を1ユーロ=1.2000フランに設定。そして、これを割りそうになった場合、あるいはそこを割り込んだ場合は無制限の市場介入を行うとしていた。 2011年9月にSNBがユーロ/スイスフランの防衛ラインを設定した際の記事は以下のとおりだ。 【参考記事】 ●為替介入で大暴落したスイスフラン! 大損失を被った個人トレーダーも!? しかし、このところ、ユーロ
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