アメリカ政府が今月、香り付きの電子たばこの販売を禁止する方針を明らかにしたのに続いて、世界で2番目に喫煙者が多いインドで、電子たばこの販売や輸入が禁止されることになりました。 インドは中国に次いで喫煙者が多く、成人の喫煙者はおよそ1億人に上り、たばこが原因とみられる病気で毎年100万人近くが死亡しているということです。 インドのシタラマン財務相は「若者の健康被害を防ぐため」だとしていて、電子たばこの市場が広がる前に予防策を取った形です。 また現地メディアはたばこのほとんどはインド国内で製造されていて、海外製の電子たばこが流通すれば国内のたばこ農家に大きな影響を及ぼすとして、農業団体が電子たばこの禁止をインド政府に訴えていたと伝えています。 電子たばこをめぐっては、アメリカで電子たばことの関連が疑われる呼吸器系の病気が相次いで報告されていることから、政府が今月、香り付きの電子たばこの販売を禁
