「下流老人」や「老後破産」といった言葉を耳にしたことがある人も多いでしょう。老後にお金が足りなくなり、生活がままならなくなることを表しています。そんな状態に陥る人は、現役時代の生活の仕方やマネープランが原因となっているケースがほとんどです。 FPである筆者に相談に来られる人のなかにも現在は普通に生活していても老後を迎えたら貧困に陥る予備軍の人も多いと実感しています。そこで、老後の資産形成に成功する人、失敗する人がどんな人なのか検証してみたいと思います。 ■「老後破産しそうな人」12の特徴 老後破産しそうな人をピックアップしてみました。 (1)老後の事を全く考えていない 老後のイメージや準備をしていないため気づいた時には手遅れになるかもしれません。 (2)貯蓄がない、またはできない 消費や浪費が優先してしまい貯蓄ができない、貯めても使ってしまうと老後資金の準備ができないかもしれ