第5回「椎名高志」篇 【表紙へ戻る】【第4回「ふくやまけいこ」篇】 水玉 えー、基本的なダンドリとしましては、まずSF歴(笑)をうかがって、以下何でもアリで混乱のうちに幕、という(笑)。やはり最初の「SF」との出会いかたによって、そのあとの話も違ってまいりますので。 椎名 えーと、小さいころは、やっぱり普通図書館とかで手に入るような「スタートレック」のジュブナイルだとか、ノベライゼーションだとか、筒井康隆とか豊田有恒のジュブナイルだとか、その辺から入っていって。漫画だとやっぱり手塚治虫とか石ノ森章太郎先生、藤子先生とかですね。だけど、別にSFとか特に意識はしてなくて。ぼくら子供のころは、今ほどアニメとかでファンタジーっぽいものが氾濫していなかったから、眉村卓さんとかの十代向けの小説は、純粋に「面白い本」として貴重だったんですよね。 水玉 ああ、そうですね。わかります、つーか思い出しました、
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