2021年、『アイドルマスター シンデレラガールズ』がプロジェクトのスタートから10周年を迎えた。10年の間にTVアニメ化やリズムゲームのヒット、大規模アリーナをめぐるツアーなど躍進してきた『シンデレラガールズ』。多くのアイドル(=キャスト)が加わり、映像・楽曲・ライブのパフォーマンスで、プロデューサー(=ファン)を楽しませてくれている。今回は10周年を記念して、キャスト&クリエイターへのインタビューをたっぷりお届けしたい。クリエイター編のラストに登場してもらったのは、『アイドルマスター シンデレラガールズ』の多彩な音楽性を象徴する作曲家、イノタクことTAKU INOUE氏だ。自身のルーツであるクラブミュージックのエッセンスを注いだ数々の名曲のエピソードや、『シンデレラガールズ』への熱い思い入れなど、幅広く語ってもらった。 アイドルが歌って魅力的になる曲、という軸はガチッと固めつつ、音楽的