就活本のロングセラー『面接の達人』。面接対策本として多くの学生に支持されてきた「メンタツ」の本文から構成して連載をお届けします。第3回の今回は、第3章「志望動機で通る人 志望動機で落ちる人」から一部を掲載いたします。 志望動機は、会社のオベンチャラを言っていいのか 自己紹介が終わったら、 「それでは、志望動機をおっしゃってください」 というふうに進む。 「御社は、業界2位で、1位にはない活気があって、クリエイティブ力も優れていて……」 という[オベンチャラ男]が多い。 志望動機は、会社のオベンチャラを言うことではない。 だから、古い面接本にある、「御社の将来性と、自由な社風」というのが、言葉づかい以前に、根本的にハズレであることがわかると思う。 会社のオベンチャラを言えば、面接官も気持ちいいから、和やかに話は進むだろう、というのは、素人の発想で、同じオベンチャラを何百回と聞かされるとウンザ
