ベトナムやインドネシアなど急速な経済発展が続く新興国(VISTA)が投資先として注目されているが、最近ではそれ以外の国の人気も高まっている。イスラエルやアラブ首長国連邦といった株式で、「もう中国やベトナムは終わり」といった声も聞こえる。BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国 )でもVISTAでもない、新たな市場が広がっている。 次はイスラム金融「MEDUSA」の出番 「BRICs」に続く投資先として注目されていたはずの、ベトナムやインドネシア、南アフリカ、トルコ、アルゼンチンを表す「VISTA」。しかし、それももう下火ではないかと思わせるのが、イスラエルやUAE、マレーシアといった国々の台頭だ。 2007年まで好調に右肩上がりを続けてきた中国株が減速。ベトナム株に至っては急降下しているいま、「VISTA」の次と目されるのが「MEDUSA」。Mのマレーシア、Eのエジプト、DUはドバイ、S