高速道路値下げも建設も反対。マスコミは何を言いたいのか? 高速道路の料金問題は、民主党の本来の主張である高速料金を原則無料化してその代わり高速道路建設を抑制するか、自民党時代のように高速料金を財源に新路線建設の二者択一のように思われている。今回の問題は民主党が本来の主張を緩めて、一部新路線建設に予算を回せるようにしたのが原因だが、どうもそう単純な問題ではないようだ。 そもそも安易に陳情を受けて主張を曲げる民主党政権が問題を撒き散らしているのは事実*1だ。ただ高速料金を下げることに反対し、作ることにも反対しているマスコミの論調にも違和感がある。高速道路を維持するためにある程度のコストは必要だが、高速料金を値下げもしないで建設もしなければお金が余ってしまう。マスコミはいったい何を主張したいのか? どうも高い高速料金を維持した上で、建設も抑制し、余ったお金を国庫に入れたいようなのだ。現制度では民