木村次郎右衛門さん 世界最高齢で、男性の長寿記録を更新していた京都府京丹後市丹後町、木村次郎右衛門さんが12日午前2時8分、老衰のため地元の病院で死去した。116歳だった。 木村さんは昨年12月に体調を崩し、入退院を繰り返していた。今年春に自宅に戻り、ヘルパーの介護を受けながら、孫の妻と生活。116歳の誕生日だった4月19日、地元の市長らのお祝いを受け、「ありがとう」と答えていた。5月に肺炎のため入院し、療養を続けていた。 木村さんは1897(明治30)年4月19日、京都府上宇川村(現京丹後市)生まれ。地元の郵便局などで働き、定年後は自宅で農業を続けた。2011年4月、米国男性の死去を受け、世界記録をまとめているギネスワールドレコーズ社が男性の世界最高齢と認定した。 12年12月17日には、米アイオワ州の女性の死去で世界最高齢となり、さらに同月28日には115歳253日を迎え、男性