神戸市中央区の旧居留地などを会場に期間中、300万人以上が訪れる光の祭典「神戸ルミナリエ」(6〜17日)が18回目を迎えて衆院選の選挙期間と初めて重なり、主催者側がトラブルなどに気をもんでいる。 兵庫1区(神戸市灘、東灘、中央区)の候補者にとって絶好のアピール機会だが、来場者が立ち止まると事故が起きる危険性もあり、県警は万全の警備体制で臨む。 衆議院が解散して、投開票日が16日と決定。ルミナリエの開催期間とまるまる重なった。会場付近は、交通規制で一般車両は通行できない。しかし、公職選挙法によると、選挙カーは一方通行の逆走などを除き、通行禁止の対象外で、会場への乗り入れもできる。 県警は先月末、同市内であった立候補予定者説明会で、各陣営に「規制区域内に入ったり、とどまったりしないでほしい」と要請した。主催する県や市などでつくる組織委員会によると、常時20人以上の警備員が即応できるようにしてお