11日、宮城県の気仙沼湾に位置する大島(気仙沼市)に入った。この日、大島を訪問したのには2つの理由がある。ひとつは毎月11日に青年局の活動「チーム11」として東日本大震災の被災地を訪問する一環、もうひとつは参院選の遊説活動で実践している離島めぐりだ。 大島は東北地方最大の有人島であり、天然の良港を抱える名所である。その大島にも2年余前の3月11日、津波が容赦なく襲った。港は壊滅し、船も流されて大島の住民は孤立した。最初に救いの手をさしのべたのは、「トモダチ作戦」で駆けつけた米軍だった。海軍と海兵隊から約300人の隊員が投入され、強襲揚陸艦から水陸両用車で上陸、水や食料を運び込んだ。 街頭演説の場所に選んだのは、まさに海兵隊が食料の配給を行った船着き場「浦の浜」近くの空き地。被災地の復興支援を最優先とする姿勢を訴えた。 今回の参院選から、インターネットを使った選挙運動が解禁された。当人は「ネ