アルゼンチンから天皇陛下に贈られ、こどもの国(横浜市青葉区、東京都町田市)で飼育されていたオスのファラベラポニー「ファルーチョ」が19日、死んだ。推定40歳で、人間でいえば160歳ほどだった。 同園によると、ファルーチョは1979年、アルゼンチンのビデラ大統領(当時)から贈られた2頭のうちの1頭。4、5年前からやせ始めたが、今夏も午前8時から2時間ほど専用牧場で草を食べ、特に変わった様子はなかったという。19日午前8時ごろ、飼育係が馬房で倒れているのを発見。午後3時ごろ息を引き取ったという。 最近では2009年12月、天皇ご一家が同園を訪問してポニーに再会。今月16日には園が天皇、皇后両陛下にファルーチョの様子を動画と共に報告したばかりだった。20日午後5時半から、牧場慰霊碑の前で、これまでに死んだ動物を悼む慰霊祭を開く。 宮内庁によると、天皇陛下は、侍従を通じて「これまで園の皆さん
21日午後2時55分頃、横浜市鶴見区市場上町のコンビニ店から「客同士のトラブルがあり、包丁を持った男が客を脅し、逃走した」と110番があった。 鶴見、川崎両署からそれぞれ2人の署員が駆けつけ、刃物を持った男を発見。3人の署員が近くの路地に男を追い込んで「包丁を捨てろ。撃つぞ」と警告し、鶴見署の巡査部長(39)が取り押さえようとしたが、男は包丁で巡査部長の左肩を切りつけ、軽傷を負わせた。このため、同署の巡査長(49)と、川崎署の巡査長(28)が拳銃で計7発を発砲、このうち数発が腹などに命中し、男は重傷。署員はその場で、男を公務執行妨害と傷害、銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕した。 発表によると、男は自称大串広樹容疑者(38)。鶴見署の伊東博志副署長は「現時点では、警察官は適正な行為だったと考えているが、さらに事実関係を調査する」とコメントした。
神奈川県警伊勢佐木署は3日、自称風俗店従業員の渡部博容疑者(34)を県迷惑行為防止条例違反(ひわいな言動)の容疑で現行犯逮捕したと発表した。容疑を認めているという。 同署によると、渡部容疑者は2日午後6時50分ごろ、JR桜木町駅近くの地下街のエスカレーター付近で、女性のスカート内をスマートフォンで動画撮影した疑い。逮捕したのは、プロバスケットボール・bjリーグの「高松ファイブアローズ」(高松市)に所属する横浜市出身の鈴木正晃選手(26)。シーズンオフで帰省中だった。一緒にいた友人が「盗撮したでしょう」と渡部容疑者に声をかけたところ逃走したため、30メートルほど追いかけて逮捕した。鈴木選手は「捕まえないと、と必死に追いかけた。盗撮や痴漢は本当にダメな行為。減っていけばいいと思う」と話している。 最新トップニュース
補習を受けていた女子生徒にセクハラ行為を繰り返したとして、横浜市は1日、同市立中学校の50歳代の男性教諭を停職3か月の懲戒処分とし、監督責任がある校長を厳重注意とした。 男性教諭は同日付で依願退職した。 市教委教職員人事課によると、教諭は2011年12月、12年7、12月頃、十数回にわたり、放課後に補習を受けていた女子生徒の腰に手を回したり、抱き寄せたりするなどした。 女子生徒が今年1月、学校側に被害を訴えて発覚した。教諭は「親しみの情が強すぎた。生徒の心を深く傷つけ、申し訳なく思っている」と話しているという。 市教委は「極めて遺憾。信頼を取り戻すべく、再発防止に全力で取り組む」とコメントした。
横浜から関西へ“逃避行”の末、自転車を盗んだとして、兵庫県警灘署が窃盗容疑で住所不定、無職の三島雅典容疑者(30)と横浜市内の高校2年の女子生徒(16)を逮捕していたことが21日、同署への取材で分かった。女子生徒の家族から行方不明者届が出ていたが、2人は4日間も大阪、神戸を放浪し、逮捕時の所持金はわずか2円。大阪では見ず知らずの通行人にパンを分けてもらったり、公園で野宿したりして過ごしたという。 逮捕容疑は14日午後3時ごろ、兵庫県西宮市のJR西宮駅北側の路上で、自転車2台を盗んだとしている。同署によると、三島容疑者は5月上旬、横浜市内の公園で似顔絵を描いていた際に女子生徒と知り合い、すぐ恋愛関係に。三島容疑者の出身地の兵庫県に行こうと、わずかな着替えと所持金だけで夜行バスに飛び乗り、今月11日朝に大阪市に到着したという。
母親から子どもの状況を聞き取る病児保育「ベアルーム」のスタッフ=横浜市港南区 【足立朋子】新年度が始まって2カ月余り。やっと保育園を見つけ、働き出したら子どもが病気に。やっぱり仕事は続けられないのか――。そんな折れそうな心を支えるサービスに「病児保育」がある。神奈川県内でも少しずつ、取り組みが広がっている。 ■インフルエンザでも利用可能 小児科併設で安心 午前8時半。横浜市港南区の上大岡駅前の商業ビルに、赤ちゃんを抱えた女性が次々と駆け込んでいく。目指すのは4階にある病児保育室「ベアルーム」だ。 「今は落ち着いてますが、寝ると熱が38度くらいに上がってしまう」 「鼻水がひどくて、時々せきこむ」 母親たちの訴えを看護師や保育士が聞き取り、薬や食事の注意点をメモしていく。その間5分ほど。着替えやおやつを渡し、子どもたちをスタッフに預けると、険しかった母親の表情がゆるんだ。 続きを読む
まず、そのニュースについて振り返ろう。横浜市は5月20日、4月1日現在で保育所へ入りたくても入れない「待機児童」がゼロになったと発表した。2010年には待機児童数が1500人を超え、全国ワースト1位を記録。それからわずか3年で急改善したことになる。 林文子市長は待機児童削減を掲げて2009年に初当選。待機児童対策予算を2009年度の約72億円から2010年度には約84億円に、2012年度には約157億円まで大幅に増額した。 認可保育所はこの3年間で144カ所増えた。待機児童が多い地域に新設する際の補助金の上限を増額するなどし、企業参入を促す環境作りも進めた。それによりこの3年間で株式会社や有限会社など企業による認可保育所の新設は79カ所にも上り、市内の認可保育所580カ所のうち、約3割に当たる152カ所が企業設立の保育所になった。 全国では株式会社が運営する認可保育所が全体の1.5%程度(
これじゃ待機児童ゼロなんて実現するわけがない!規制改革会議で見えた国民より社会福祉法人が大事な厚労官僚のホンネ 横浜市が5月20日、待機児童ゼロ(2013年4月1日現在)を達成した、と発表した。これを受けた形で、21日には安倍晋三首相が横浜市内の保育所を視察し「横浜方式を全国に広げて5年間で待機児童ゼロを達成したい」と語っている。 待機児童問題は子どもを持ちながら働く母親だけでなく、父親にも切実な話である。子どもがいても夫婦で働く環境が整えば、少子化問題の解決につながる。働き手が増えるのだから、日本経済の活性化にも役立つ。 「横浜は保育所が整っているらしい」という話が広まって、通勤時間が長くなっても、わざわざ東京都内から横浜に引っ越す例もあるそうだ。「自分の税金はそういう街に払いたい」と人々が住む街を選択する。まさに「足による投票」である。 待機児童は2012年4月現在で2.5万人といわれ
【多鹿ちなみ】「中学のころヤクザ風のヤツに殴られ、暴力団をつぶしたかった」。こんな動機で偽造した警察手帳を示したとして、伊勢佐木署などは21日、横浜市磯子区森1丁目、無職木村健吾容疑者(23)を偽造公記号使用の疑いで逮捕し、発表した。 木村容疑者は、警察手帳を偽造していた容疑で逮捕された徳島県警の元巡査部長=懲戒免職=から、インターネットを介して偽記章(バッジ)を購入。偽物の警察手帳を作成したという。 発表によると、木村容疑者は昨年6月4日午後8時ごろ、横浜市鶴見区内のコンビニで、「神奈川県警の木村と言います」と名乗り、経営者に偽物の警察手帳を提示した疑い。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら
横浜市は、保育所の空きを待っている、いわゆる待機児童の解消に取り組んだ結果、3年前には全国の市町村で最も多かった待機児童が、ゼロになったと発表しました。 ただ、保育士の確保などの課題も残されていて、横浜市は引き続き、質の向上に向けた取り組みに力を入れることにしています。 横浜市の待機児童は3年前の平成22年4月、1552人と全国の市町村で最も多くなりました。 このため横浜市は、認可保育所を3年間で144か所設けるなどして、受け入れ枠をおよそ1万4000人分増やすなどの対策を進めた結果、先月1日現在で待機児童がゼロになったと、20日、発表しました。 ただ、保育施設が急に増えて、保育士が不足するおそれがある一方、仕事を持つ母親の増加などで、今年度も受け入れ枠をおよそ3000人分増やす必要があると見込まれていて、保育士の確保が大きな課題となっています。 さらに、保護者からは、希望した保育施設に子
観光ビザで来日したものの、夜な夜な街角に立って男性に性的サービスを提供する-。このような行為を繰り返していた韓国人の男4人が、入管難民法違反(資格外活動)容疑で神奈川県警に逮捕された。「日本はニューハーフに優しい」。逮捕された4人のうち1人はそう供述しているという。男性に性的サービスを行った外国人の男を資格外活動違反で摘発するのは全国初。彼らが海を渡ってきた背景には何があったのか。(小林佳恵)「実は私、男だけど、いい?」 夜の帳(とばり)がおりた横浜市中区の繁華街。その一角で、かつらをかぶり、スカートをはき、化粧をした韓国人の男5~6人が、100メートルほどの範囲にポツポツと立っている。 通行人の男性に声をかけて相手が応じると、近くのマンションの一室に誘い込む。目的は性的サービスの提供だ。 客の多くは日本人。インターネット上でも話題になっていたといい、客は県内だけでなく、関東一円からも訪れ
横浜市の雑木林で4月、山口あいりちゃん(当時6)の遺体が見つかった事件で、神奈川県警捜査1課は19日、母親の山口行恵容疑者(30)と元同棲(どうせい)相手の八井隆一容疑者(28)=いずれも死体遺棄罪で起訴=を傷害致死の疑いで再逮捕した。 同課によると、2人は昨年7月、横浜市南区の当時の八井容疑者の自宅で、あいりちゃんをたたいたり蹴ったりする暴行を加え、あいりちゃんを死なせた疑いがある。 これまでの2人の県警への供述によると、昨年7月21日夜、あいりちゃんと次女(4)と4人でDVDを見ていた際、あいりちゃんに足を踏まれたと山口容疑者が激怒。水が嫌いなあいりちゃんを山口容疑者が風呂場に連れて行き、シャワーの水をかけ始めた。 その後、八井容疑者も加わってたたいたり、顔を浴槽の水につけたりした末、倒れたあいりちゃんを八井容疑者が蹴り、風呂場で頭を強打した。あいりちゃんはぐったりしたが、2人が
横浜市が繁華街などに設置している防犯カメラ252台のうち、約4割は運営費不足を理由に稼働させていないことが17日、市への取材で分かった。 市内では6月1~3日に第5回アフリカ開発会議(TICAD5)が開催される予定で、神奈川県警は「万が一、テロや事件が起きたら、事後捜査に大きな影響が出る」と懸念するが、市は「重要な場所では稼働させており、問題ない」と説明している。 市総務局危機管理室によると、防犯カメラは2007年、テロ対策や災害対応を目的に、設置費用など約4億3000万円をかけて運用が始まった。 TICAD5の会場となる「みなとみらい地区」やJR横浜駅など市内5か所の繁華街周辺にカメラが設置され、全台が光ファイバー回線で市消防局消防司令センターと結ばれ、即時に映像を転送できる。 07年当時、TICAD4(08年)、アジア太平洋経済協力会議(10年)などを控えており、防犯カメラ網整備は、大
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