祭りなどの露店から暴力団を排除する規則を導入した京都の伏見稲荷大社。暴力団排除条例の施行以来、暴力団締め出しの動きが全国で活発化していたが、兵庫では露店組合が暴力団との密接なつながりを指摘され、全国で初めて団体名が公表された。ただ、捜査関係者は暴力団との縁切りは難しいのではないかとみている 兵庫県内の露天商約200人でつくる「兵庫県神農商業協同組合」が6月、用心棒代を支払うなど暴力団と密接な関係があるとして、兵庫県公安委員会から県暴力団排除条例に基づき、全国で初めて団体名が公表された。兵庫県警は祭りを主催する各自治体や寺社に組合の排除を要請し、主催者側も対策に乗り出した。ただ、公表時期が夏祭りシーズンの直前となり、露店運営のノウハウがほとんどない主催者側は「どうしたらいいのか」と困惑する。一方で、今回の問題をめぐっては、記事を書いた朝日新聞記者の携帯電話に「大げさな記事を書きやがって。お前