マンガ『はだしのゲン』が島根・松江市内の小中学校の図書館で閲覧中止とされたことを受け、作家の乙武洋匡(37)が「俺も松江市だと、『容姿が過激で、子どもが見るには不適切』とモザイクかけられちゃうのかな」と8月19日(2013年)にツイッターでつぶやいた。 松江市教育委員会は12年12月、作品中の暴力描写が「子どもの発達上悪影響を及ぼす」との理由で、市内の小中学校に閲覧制限と貸し出しをやめるよう要請した。今月になって要請が明らかになり議論を呼んでいる。 生まれつき手足を持たない障害「先天性四肢切断」を抱える乙武も、この閲覧制限に引っかかるのではという自虐ネタだ。乙武は今年2月から東京都の教育委員を務めている。同じ「教育」に携わる者として、松江市教に対して思うことを彼なりの「ブラックジョーク」で言及した。