そろいのTシャツに身を包みごみを拾う新成人たち=うるま市内 【うるま】「お世話になった地域に恩返しがしたい」「市を盛り上げたい」―。熱い思いを胸に、携帯電話の通話アプリ「LINE」上での呼び掛けで集まったうるま市の新成人約40人がこのほど、同市みどり町の路上を清掃した。 発案者の1人の上江洲聖也さんは「暴れるだけが若者じゃない。次につながることをしたい」と、新成人のつながりを生かした町おこしに意欲を燃やす。 ことし1月に開かれた市成人式の実行委員がLINE上にグループを立ち上げた。式典後もLINEを通して出身中学を越えたやりとりが続き、「うるま市を人が集まる観光地にしたい。まずは掃除から」との思いから、上江洲さんは新垣達(たつる)さんらとともに清掃を企画。当日参加できない人も含め160人が資金提供した。 40人は「進行大作戦 URUMA」と書いたそろいのTシャツを作り、竹ぼうき160本とち