名古屋市南区の市立中学2年の男子生徒(当時13)が、いじめに遭ったとのメモを書き残して転落死した問題で、生徒の担任だった女性教諭に自殺を迫る内容のビラが、同中学校周辺に張られていたことが分かった。捜査関係者が明らかにした。愛知県警は脅迫の疑いで捜査している。 捜査関係者によると、男子生徒が転落死した数日後、女性教諭を名指しして「自殺しろ」などと書いたビラが、同中学校の壁に数枚、張られていた。文字は手書きではなく、パソコンなどによる印刷文字だったという。 男子生徒は今月10日午後3時半ごろ、以前暮らしていたマンションの最上階から転落。自宅に残されたメモには「いろんな人から死ねと言われた」などの文言が書き残されていた。 この日の帰りの会で男子生徒が「死んでやる」と言った際、担任教諭がそれをあおるような発言をしたという同校生徒の証言があったが、この教諭は12日の記者会見で全面的に否定。市教