今や“二郎系”という言葉も定着するほど、全国各地に増殖したラーメン二郎。しかし、その一方で二郎の独自ルールをわきまえない客に厳しいという噂も。「ヤサイニンニクアブラカラメ」など盛りの量を客が唱えるオリジナルオーダーは一体どこまで応じてくれるのか? ネットでは「どか盛」「チョモランマ」「地獄」など極限を匂わす裏オーダーもあるというが、限界を探るべく調査に向かった。 さっそく二郎各店で限界オーダーを頼んでみると「そういうのやってません」、「うちはマシマシまでです」、「マシマシでいいですね(と勝手に作り出す)」とまったく相手にされなかった。出てくるのは店主の冷めた返事と客席にいるジロリアン(二郎ファン)たちの冷ややかな視線。古参店で「全部マシマシ、チョモランマでお願いします」と頼んだときには、常連客に「そういうの止めな。バカにされるよ」と嘲笑される始末。どういうこと? 「二郎では食べきれない注