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中南米に多く、重い心臓病につながるおそれがある「シャーガス病」感染者による献血が国内で初めて確認され、14日、厚生労働省の審議会で報告された。献血した男性の血液が約10人の治療に使われた恐れがあり、厚労省と日本赤十字社は感染の有無について調査を始めた。さらに対策が必要かどうかも検討する。 献血者は、6月に献血したあとに感染が判明した中南米出身の40代男性。厚労省などは昨年10月から、「中南米出身」「中南米に4週間以上滞在した」などと申告した人の献血は感染の恐れがない種類の製剤だけに使うよう対策を強化したが、男性は強化以前にも献血歴があった。感染の恐れがある赤血球や血漿(けっしょう)の製剤計11本が八つの医療機関に供給されたという。 シャーガス病は中南米に生息するカメムシの一種を介して広がり、10〜20年後に心臓などに症状が現れる。日本国内では献血以外で感染する可能性はほぼないという。
メキシコの砂漠で、8000万年前から7400万年前に生息していたとみられる恐竜の5メートルほどの尻尾の骨が、ほぼ完全な状態で見つかり、恐竜の生息について新たな解明につながるのではないかと期待されています。 メキシコの考古学者のグループは、23日、メキシコ北部の砂漠の中で恐竜の尻尾の骨を発見したと発表しました。 骨は、合わせて50本がきれいに並んだ状態で見つかり、尻尾の長さが5メートルほどで、ほぼ完全な状態だということです。 また周辺では、同じ恐竜のものとみられる腰の骨も見つかりました。 恐竜の種類については、さらに詳細な調査が必要だということですが、考古学者のグループでは、骨の状態などから白亜紀後期の8000万年前から7400万年前に生息していた大型草食恐竜「ハドロサウルス」である可能性が高いとしています。 メキシコで恐竜の尻尾の骨が見つかったのは、初めてだということです。 骨を発掘した考
香港(CNNMoney) 中米ニカラグアの議会は16日までに、香港系企業に対し太平洋とカリブ海、大西洋を結ぶ運河の建設や運営などの権限を50年間委ねることを承認した。事業計画には鉄道、2カ所での港湾、国際空港や原油パイプラインの建設も含む。 ただ、国際海路の要衝パナマ運河に対抗する巨大事業の実現を強く疑問視する見方が早くも出ている。400億米ドル(約3兆7600億円)ともされる巨額の運河建設費のねん出方法や新運河の最終ルートの選定などがまだ決まっていないためだ。 ルートについては、パナマ運河の3倍の距離になる可能性も取りざたされている。 また、ニカラグア議会から事業承認を得た香港企業「HKNDグループ」の組織構造や経営陣の陣容がほとんど知られていないことも懸念材料となっている。同企業には中国の通信企業が関与しているとされる。同社は取材申請に14日時点で応じていない。 ニカラグアでの新運河計
(CNN) 市長選を控えるメキシコ東部ハラパ市で、ネコが「ネズミどもにはもううんざりだ」とのスローガンを掲げて出馬表明し、話題となっている。 黒と白の雄ネコで名前はモリス。インターネット上で熱い支持を集め、フェイスブックのモリスのページは10万を超える「いいね!」を獲得している。 地元で腐敗した政治家らのことを「ネズミ」と呼ぶこともあり、モリス人気は幅広い不満を反映しているとも言える。 しかし、7月7日に実施される市長選の正式な投票用紙にモリスの名前は記載されない。 地元のメディアで取り上げられたのをきっかけに、メキシコに留まらず世界のメディアの注目を集めるに至った。 モリスは独自のウェブサイトを開設し、しゃれた宣伝ビデオも公開。肖像画は赤色と青色で、2008年の米大統領選で使用されたオバマ米大統領の肖像画にそっくりだ。 「あまりに多くのネズミが潜んでいる以上、秩序をもたらすことができるの
(英エコノミスト誌 2013年6月1日号) 従来の人口動態パターンが驚くほど急激に変化している。 アナ・カロリーナ・ベルキオールさんの祖母は、1度も外に働きに出たことがない。6人の子供の育児に追われ、そんな時間はなかった。ベルキオールさんの母親は娘と同じように、ブラジル・サンパウロで教師として働いたが、人生の目標は家族を持つことだった。22歳で結婚して、すぐに第1子を身ごもり、結局、4人の子供の母親になった。 「私もまだ21か22歳の時に、家族を持とうか考えたんですよ」。ベルキオールさんはこう話す。「でも、それは夢であって、具体的な計画ではなかった・・・大事なのは、キャリアを築くことだったんです」 現在30歳になり、結婚して2年経った彼女は、多くの友人と同じように、今も1人目の妊娠を「計画中」だ。「祖母はとにかく祖父に尽くし、母は何とか乗り切って、多くのことを甘受しました。でも今は以前と比
エルサルバドルの最高裁が無脳症の胎児の中絶を認めなかった難病の女性が入院してい同国の首都サンサルバドル(San Salvador)の病院前に座るカップル(2013年5月30日撮影)。(c)AFP/Jose CABEZAS 【5月31日 AFP】人工妊娠中絶が固く禁じられているエルサルバドルで、出産直後に死亡する可能性の高い胎児を妊娠中で、自らも慢性疾患を抱える女性が特例的な堕胎許可を求めていたことについて、最高裁は29日、この妊婦の中絶を認めないという判断を示した。 ベアトリス(Beatriz)さん(姓非公開、22)は2歳の男児の母親で、現在妊娠25週。最近になって、免疫低下を引き起こす「全身性エリテマトーデス」と診断された。また医師によると、ベアトリスさんの胎児は無脳症で、脳と頭蓋骨の全部または一部が欠損しており、出産直後に死亡する可能性が高いという。 このような窮状を訴えたベアトリスさ
メキシコの首都メキシコ市(Mexico City)市内を歩く太りすぎの女性(2013年5月20日撮影、資料写真)。(c)AFP/RONALDO SCHEMIDT 【5月30日 AFP】世界保健機関(World Health Organization、WHO)はこのほど、世界で拡大しつつある肥満の危機管理に真剣に取り組むよう各国に促し、不健康な飲食物への課税や、子ども向けのジャンクフード販売に対する規制などを盛り込んだ行動計画を提案した。 WHOによると、肥満はこれまで、成人人口の約70%が太り過ぎという米国のような高所得国特有の問題と考えられていたが、現在はアフリカや中南米の途上国で最も急速に増えている。WHOの専門家はAFPに「多くの高所得国で肥満の水準は横ばい状態にある。最悪の問題は低所得国と中所得国で肥満の割合が非常に速いペースで増加していることだ」と話した。 肥満危機への対処の緊急
飛行機から地上に向かって大量の水を投入する。このようなケースでは、多くの人が山火事などを連想するのではないだろうか。山岳湖に空から魚を大量投入ところが、今回はただの水ではなく「魚」を、眼下に広がる湖に大量にぶちまく映像をご覧いただきたい。それがこちら。Fun fact: We stock many of Utah's from the air. The fish are tiny — anywhere from 1–3 inches long — which allows more than 95% of them to survive the fall. #Utah #TroutTuesday pic.twitter.com/kotDe91Zzw — Utah DWR (@UtahDWR) 2018年8月21日魚へのストレスを最小限に飛行機の胴体からものすごい勢いで吐き出される大量の水に
太平洋と大西洋を結ぶ交通の要衝パナマ運河。その管理権はアメリカに帰属していましたが、1977年に結ばれた条約により、1999年12月31日にようやくパナマに返還されました。これによって通行料収入が直接パナマに入ることになりました。2005年に約10億ドル(約1000億円)と過去最高を記録した通行料収入は、2012年には約18.5億ドルと(約1850億円)と拡大を続けています。現在、進められている拡張工事が完成したら、通行料収入は一段と増えることでしょう。 こんにちは、自転車世界一周の周藤卓也@チャリダーマンです。パナマについてあまり興味は無かったのですが、旅をしてみるといろいろと気になる点が出てきたので調べてみました。安定した収入を確保できたことによって、パナマという国は変わりだしています。 ◆パナマ運河 1914年に開通したパナマ運河は全長80kmの「海洋の近道」として太平洋と大西洋をつ
中米グアテマラにて旅人が世界一周中に立ち上げた、オンラインスペイン語会話サービス「スパニッシモ」。ローンチから1年、異国の地で奮闘し続ける男たちの日常にお邪魔してきました。 こんにちは、世界新聞特命記者の清谷啓仁です。世界一周中のわたくし、現在、グアテマラのケツァルテナンゴ(通称シェラ)という町にいます。今後はホンジュラスに入り、そのままパナマまで中米を下っていく予定です。 シェラはこの辺り より大きな地図で 旅のルート を表示 シェラの中央広場。シェラはグアテマラ第2の都市です。 路上駐車が目立つシェラの町並み 市場には活気が溢れています 「キヨタニくん、シェラにオンラインスペイン語会話サービスを立ち上げた若者がいただろう。ボクが取材した時(2012年1月)はサービスが立ち上がる前だったっけ。彼らは元気でやってるのかなぁ……」とウチのデスクが遠い目をするので、会いに行ってきました。 この
中米のベリーズで、およそ2300年前に造られたマヤ文明のピラミッドが、地元の建設業者によって違法に破壊され、警察は、業者が道路の建設資材を採取しようと破壊したものとみて調べています。 破壊されたのは、ベリーズ北部にあるノームル遺跡のピラミッドで、およそ2300年前のマヤ文明の時代に造られたものです。 ベリーズのテレビ局などによりますと、地元の建設業者がショベルカーなどの重機を使ってピラミッドを破壊しているのを、先週、考古学者が発見したということです。 破壊行為は、地元当局によって直ちに止められましたが、高さおよそ30メートルのピラミッドは斜面が大規模に削られ、むき出しになった内部の石材には、ショベルカーによるツメの跡が至る所に残っています。 現地を視察した地元の考古学者は「これまで見てきた中でも、最悪の事態だ」と憤りをあらわにしていました。 ベリーズでは、マヤ文明の遺跡を破壊することは法律
そんなマンガみたいな鳥が存在するわけ…いたよ!「タチヨタカ」という珍鳥が脚光を浴びる ひとくちに鳥と言っても、獰猛なものから小鳥までサイズも種類も色も幅広く、世界中に分布しています。 その中でもひときわ変わった顔をしているタチヨタカという鳥が脚光を浴びていました。 どんな顔をしているかというと……。 1. まるでマンガ! 2. うつらうつらとしているとき。 3. いたって真面目な顔のとき(たぶん)。 4. 本人はふざけているつもりはないのです(きっと…)。 5. とてもりりしい顔のとき(おそらく……)。 6. 繰り返しますが、冗談などの要素は一切ありません。 7. ……ちょっと自信がなくなってきました。 メキシコ南部から中南米にかけて生息する鳥で、ベネズエラなどでは霊的な鳥としてあがめ奉られているそうです。 さらに目を閉じると全身が木と同じ色になり、カモフラージュできます。 このあまりに強
(CNN) 中米ベリーズにある古代マヤ文明の遺跡で、2300年前に建造されたピラミッドがショベルやブルドーザーで破壊され、専門家らが衝撃を受けている。地元メディアの報道によると、ピラミッドは道路の舗装材として使う目的で破壊されたとみられる。 報道によると、同国北部のノームル地区で先週、寺院の遺跡のピラミッドが破壊された。ピラミッドは約4万人が住む集落の中心部にあり、高さは約19メートルあったという。紀元前250年ごろの建造とされ、石灰岩を積み上げた構造になっていた。 地元の野党議員によれば、石灰岩は道路舗装材として建設業者が重用している。マヤの寺院は良質な石灰岩が使われ、町までの距離も近いことから、安上がりに調達できる舗装材とみなされているという。 考古学者らの中止要請を受けて工事はストップしたが、遺跡の科学的価値は大きく損なわれたと専門家は肩を落とす。 同国考古学研究所の専門家は地元テレ
「年収100万円も仕方ない」というユニクロ柳井会長の言葉が話題になりました。これは「将来は、年収1億円か100万円に分かれて、中間層が減っていく」という話ですが、その貧富の差が中米には姿を見せていました。ベリーズ、グアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラスの殺人件数は尋常ではありません。一撃必殺のショットガンを抱えて店の前を警備するお仕事。そんな緊張感の中で、ニカラグアに入って驚きました。地域では一番貧しい国のはずなのに、わりと穏やかなのです。 こんにちは、自転車世界一周の周藤卓也@チャリダーマンです。「メキシコは「修羅の国」という噂の通り危険な国でした」で貧富の差について触れましたが、メキシコ以南の中米の国々は更に衝撃です。銃と檻に囲まれた生活は馴染めませんでした。 Wikipediaの「国の国内総生産順リスト」で、国際通貨基金(IMF)統計の一人当たりのGDP(USドル表記)を見てみると
(CNN) およそ2000年前に建設されたといわれる中米の古代都市テオティワカン。メキシコの人気観光地でもあるその遺跡を発掘調査している考古学チームが、小型ロボットを使って神殿の下に隠されていた3つの部屋を発見した。メキシコ国立歴史考古学研究所(INAH)が明らかにした。 テオティワカンの神殿は、当時信仰されていた神「ケツァルコアトル」(「羽毛のある蛇」の意味)がまつられている。神殿の下のトンネルは非常に狭く、最後まで発掘されずに残っていた。 INAHなどの調査団は、ロボットシステム「トラロックII―TC」を使ってこのトンネルを調査した。システムは3段階式で、重さ約35キロ、高さ45センチの台車は、半径5メートル以内の地形を調べるスキャナーとビデオカメラを搭載。これを使ってトンネルの形や深さを調べた。 この台車に積まれた昆虫ロボットは全長40センチ。赤外線カメラを使って障害物をよけながら、
パナマを訪れている岸田外務大臣は、ヌニェス外相と会談し、今後、アメリカ産の「シェールガス」を輸入する際の経路に当たるパナマ運河について、日本の海運業界の意見も踏まえ、適切な通航料を維持するよう求めました。 岸田外務大臣は、日本時間の3日未明、パナマの首都パナマシティーでヌニェス外相と会談しました。 この中で岸田大臣は、火力発電所の燃料として割安な価格で調達できると見込まれるアメリカ産の「シェールガス」を日本に輸入する際、パナマ運河が輸送経路となることを念頭に、「日本の船舶会社からは、これまでの運河の通航料の値上げに懸念が示されている」と述べ、適切な通航料を維持するよう求めました。 これに対し、ヌニェス外相は「日本は、運河の重要な利用国だ。近々、パナマ政府と日本の海運業界との対話が行われることになっており、十分な意思疎通が図られることを期待している」と述べました。 また、岸田大臣は、パナマシ
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