「いくら働いても疲れない」。今後、「ロボット刑務官」が刑務所の夜間巡察をし、昼夜の激務に苦しむ一線の刑務官の仕事を減らす。 法務部矯正本部は24日、「アジア矯正フォーラムと韓国電子通信研究所(EURI)が知識経済部の支援を受け、刑務官の単純業務を補助するロボット刑務官を開発中」と明らかにした。来年3月末までにロボット刑務官3台が浦項(ポハン)刑務所で試験運用される。 ロボット刑務官は人の形態と大きさに近い。身長150センチ、体重70キロで、体の下に取り付けられた車輪4つで、人間の歩行と似た速度で移動する。 ロボット刑務官の顔の部位には映像感知および異常行動判別装置が装着され、刑務所内のすべての状況をモニターする。収容施設の廊下を歩き回りながら室内の受刑者の状態を観察し、自殺や暴力事態など異常・突発行動が感知されれば、中央統制室の刑務官に直ちに通知する。中央統制室刑務官はロボット刑務官を通し