現ウクライナの旧チェルノブイリ(Chernobyl)原子力発電所で事故を起こした4号炉と、周辺に立つ放射線標識(2013年8月25日撮影)。(c)AFP/GENYA SAVILOV 【8月27日 AFP】日本とウクライナの両政府は26日、世界で最大規模の事故が発生した東京電力(TEPCO)福島第1とチェルノブイリ(Chernobyl)の両原子力発電所の状況を衛星から監視・観測する共同事業を立ち上げることで合意した。 ウクライナを訪問中の岸田文雄(Fumio Kishida)外相は、レオニード・コジャラ(Leonid Kozhara)外相との会談後、記者団に対し、福島とチェルノブイリの周辺地域を監視・観測する衛星事業で協力することで合意したと語った。 2014年までに小型衛星8基を軌道に投入、高度約600キロから2時間ごとに送られてくる衛星画像から放射性降下物による両原発周辺地域への影響に関
