4日午前7時25分ごろ、川崎市幸区塚越の市道で、自転車に乗っていた同区紺屋町の会社員、佐藤めぐみさん(36)がバランスを崩して転倒、後部の幼児用座席に座っていた長女の楓ちゃん(5)が車道に投げ出されて男性運転手(47)のトラックにはねられた。楓ちゃんは頭を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。 めぐみさんは軽傷を負ったが、前部の幼児用座席に座っていた次女(1)にけがはなかった。 神奈川県警幸署によると、めぐみさんは道路右側の歩道を走行中、前方から別の自転車が来たためブレーキをかけたところ、バランスを崩して車道側に転倒。投げ出された楓ちゃんがトラックの下に入り込んだ直後、渋滞で停止していたトラックが発進し、後輪に巻き込まれた。めぐみさんらは保育園に行く途中だったという。