ソフトバンクグループ(以下ソフトバンク)は米検索大手グーグルの軍門に下ったのか。 人型ロボット「Pepper(ペッパー)」が、米グーグルのOS(基本ソフト)アンドロイドで開発が可能になる。ソフトバンクのロボット開発子会社・ソフトバンクロボティクス(以下ロボティクス)は、開発者向けに5月19日からアンドロイドによる開発キットの配布を開始した。7月には開発者向けのアンドロイド対応ペッパーを先行発売し、来年3月末までに一般販売する予定だ。 これまで、ペッパー向けのアプリ開発は「NAOqi(ナオッキー)」というOSを用い、開発用のソフトウェア「Choregraphe(コレグラフ)」をダウンロードする必要があった。アンドロイドでアプリを開発する開発者はコレグラフの100倍と言われる。数千人だった開発者が、一気に数十万人規模に拡大するわけだ。これまでの開発者も、コレグラフからアンドロイドにプラグインし
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