土曜日ということもあり、日本ではあまり騒ぎになっていませんが、Googleがサービス上の広告にユーザー名とプロフィール画像を使うと発表しました。 例えばGoogle Playで映画のレビューを書くと、その映画の広告がGoogleのサービスのどこかに表示されるときに、広告の下に自分のプロフィール写真と名前とレビューの概要までが表示されることになるようです(実際に始まっていないので具体的にはわかりませんが、Googleの「パン屋さん」のたとえはそういうことになっています)。 自分のGoogle+のタイムラインをつらつら見るに、日本人で本名と顔が識別できるプロフィール写真をがっつり表示しているのは少数派のようなのも、あまり騒ぎになっていない一因かもしれません。 それに、Facebookと違ってGoogleは広告に掲載する設定をオフにできる手段を提供しています(あと一声、オプトインにしてくれればも
1975年生まれ。慶應義塾大学・大学院(政策・メディア研究科)修了後、三菱総合研究所にて情報通信分野のコンサルティングや国内外の政策調査等に従事。その後2007年に独立し、現在は株式会社企(くわだて)代表として、通信・メディア産業の経営戦略立案や資本政策のアドバイザー業務を行う。16年より慶應大学大学院政策・メディア研究科特任准教授。 スマートフォンの理想と現実 2011年はスマートフォンの普及が本格化する年になる…。業界関係者の誰しもがそう予感していた矢先に発生した東日本大震災は、社会におけるケータイの位置づけを大きく変えた。しかし、スマートフォンの生産に影響が及びつつも、通信事業者各社はその普及を引き続き目指し、消費者もまたそれに呼応している。震災を受けて日本社会自体が変わらなければならない時に、スマホを含むケータイはどんな役割を果たしうるのか。ユーザー意識、端末開発、インフラ動向、ビ
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