RHEL/CentOS 7 から (...と言わず他の多数のディストリビューションも)、伝統的な init が systemd に取って代わられ、自ずと SYSLOG は systemd スィートの一部である journal というものに替わってしまった。しばらくは「RHEL7糞食らえ」と遠ざけていたのだが、遂に触らざるをえない機会が訪れ、そうもいかなくなった。こうなったら毒を食らわば皿まで。使い切ってやろうではないか。 永続ストレージの有効化 少なくともこれだけはやっておきたい。RHEL/CentOS 7 のデフォルトでは、ジャーナルは /run/log/journal に書き込まれるが、これはメモリ上の揮発性のログであり、リブートすれば消えてしまう。そもそも /run/ は tmpfs つまりRAMディスクである。journald.conf の既定値は Storage=auto であり