実際、OLEDを採用したノートPCなどの評判をチェックしてみて欲しい。いずれも消費電力の大きさに悩まされている。 しかし、新型iPad Proが過去のアップル製品の中で最も薄い製品として 登場したことは、OLED採用において消費電力が問題にならなかったことを示す。 その理由となっているのがタンデムスタック構造のOLEDだ。 写真:iPod nanoより薄いM4 iPad Pro タンデムスタック構造は決して最新のアイデアではなく、以前からテレビ向けなどで試されてきた技術だ。 ただし、構造的には2枚のOLEDパネルが重ね合わされたようになっているため、2つのプレーンを同期させて駆動する特別なディスプレイ回路が必要となる。M4にはこの新しいディスプレイ回路が搭載されている。 写真:M4のディスプレイエンジンはタンデムOLEDをサポートする これによりアップルがXDRと呼ぶ拡張ダイナミックレンジ
これをどう作ったかの解説。 PWA まず、上のスクリーンショットのアイコンはSafariの「ホーム画面に追加」で作られたものである。タップするとフレームなしのブラウザが立ち上がって、xsystem4(ゲームエンジン)のWebAssembly版が起動する。xsystem4のWebAssembly移植についてはこちらの記事に書いた。 この種のWebアプリはプログレッシブウェブアプリ (PWA)と呼ばれる。最近さっくり廃止されかかったりして、いつまで使えるかは少し心配でもあるが…。 iOS / iPadOS SafariにおけるPWA SafariのPWA対応は他プラットフォームのChromium系ブラウザと大きく違っている点が一つあって、SafariとインストールされたPWAはストレージを共有しない。つまり、例えばSafariでログインしたユーザーがホーム画面にサイトをインストールしてそちらを
プロ絵師が「iPad Pro 2022」をレビュー! 「ホバー以外に得るものがなく、ホバーのために得る価値がある」という境地に至った理由:ある日のペン・ボード・ガジェット(1/4 ページ) こんにちは! イラストレーターのrefeiaです。今日は2022年10月に発売された「iPad Pro 2022年モデル」をチェックしていきましょう。 iPad Pro 2022年モデルは、2021年のモデル(第5世代)がApple M1チップを搭載していたのを、M2チップに更新した以外には大差ないです。大差ない……のですが、その中にイラスト用途では目玉とも言える機能が追加されています。「Apple Pencilによるポイント機能」、つまりホバー機能です。 ホバーの欠如は、これまでのApple Pencilの最大の弱点の1つで、自分はホバーカーソルがあるのが当たり前の液タブで育った身なので「当たり前がで
Wiiにまつわるエラーメッセージが意外な端末で表示され、注目を集めている。「古いiPadでNetflixを起動すると、Nintendo Wii用のエラーメッセージが出る」という現象が報告されたのだ。背景には、動画配信サービスとコンソールゲーム機の複雑な経緯があった。 iOS向けアプリ開発者のBunn氏は9月1日、自身のiPadで遭遇した奇妙な現象をTwitterにて報告した。その内容とは、「第1世代のiPadでNetflixを起動すると、Wii Shopエラーが発生する」というものだ。あわせて投稿された画像には、確かにiPadの画面に浮かぶWii Shop Channelのダイアログが表示されている。メッセージの内容は「このディスクは現在サポートされていません。すぐにビデオを見るには、Wii Shop ChannelからNetflixをダウンロードしてください」。 なぜこのようなメッセージ
昨日UTMを使ってM1チップ搭載のMac miniへWindows 11 Proを完全無料でインストールしたという記事を書いたが、1日試したところ「普通に使える」と思えた。 いや、それどころかディスプレイ設定でWindows 11 Proの表示をiPad mini専用にしたら「ほぼ完全なるWindows端末」へと変貌した。 数年前からエミュレータや画面転送などでiPadのWindows端末化をレビューしてきたが、今回はスピード感が桁違いということもあって鳥肌モノだ。 この記事では具体的に良かったポイント、足りないと思えたポイントを記録していく。 M1 MacにUTMでWindows 11 Proを。 M1 Macでの使い勝手。 はじめにM1 Mac単体での使い勝手から始めたい。 Windows 11 Proの画面サイズはUTMアプリのウィンドウを最大化することでほぼフルスクリーンに近い状態
風情あふれる老舗旅館に泊まってiPadで小説を書く、古風ながらも新しい執筆風景が、「サイバー文豪」「この環境で仕事したい」と話題を呼んでいます。投稿者に、使用した機材やおすすめの旅館について聞きました。 眺めの良い落ち着いた部屋と、iPadや分割式キーボードの取り合わせが面白い ※宿泊先のますや旅館は、原則として酒類持ち込み禁止。傍らの「山の上ニューイ」については、交渉により許可を得ているとのことです 執筆風景を投稿したcydonianbanana(@cydonianbanana)さんは、文芸同人「ねじれ双角錐群」を主宰する作家。2016年ごろから年に数回、旅館に泊まって小説などを執筆しているそうです。 今回の逗留先は、長野県は田沢温泉の「ますや旅館」。かつて島崎藤村が泊まり、のちに著作にも名を残しているゆかりの宿です。 眺めが良く風格のある旅館の風景もさることながら、分割式キーボードやi
おしゃれな音楽やナビゲーター(DJ)の軽快なトークなど、都会的で若々しいイメージが人気のFMラジオ局「J-WAVE」(81.3MHz、コールサインはJOAV-FM)。秒刻みでプログラムが進行し、わずかなミスも許されない生放送のスタジオや制作現場にアップルのiPadを導入してペーパーレス化を図り、紙の台本を用いていた時代には戻れないほどの効果を上げていました。J-WAVEへのiPad導入を先導して進めた“仕掛け人”は、意外にも人気ナビゲーターのサッシャさんでした。 紙の台本をなくし、iPadに置き換えたJ-WAVEのスタジオ。ペーパーレス化の立役者が人気ナビゲーターのサッシャさん(右)だ iPadを用いた台本のペーパーレス化を3年前に実行 東京・六本木の六本木ヒルズにスタジオやオフィスを構えるJ-WAVE。月曜日から木曜日の午前9時から生放送をしているのが「STEP ONE」。サッシャさんと
新型iPad mini。高い性能とこのサイズ、iPadOS15の新機能の合わせ技で「ガジェット文房具」としての独特の立ち位置になれそうなタブレットだ。 撮影:伊藤有 新型「iPad mini」が発売されて約2週間が経った。自分の周囲も含め、300gのコンパクトなサイズ感、iPad Pro並みの十分な性能、最新のApple Pencil 2対応ということで、ここ最近ではM1版MacBook Airに並ぶくらい、高評価する人が多い機種だ。 性能評価は既報の記事に譲るとして、今回はiPad Proユーザー目線でみると、サイズが違うだけでまったく違う使い勝手を提案する製品になっているのが興味深かった、という話を書いてみる。
アップルは9月24日、新型となるひとまわり小さなタブレット「iPad mini」を発売する。 スペースグレイ、ピンク、パープル、スターライトの4色展開、容量は64GBと256GB、Wi-FiモデルとWi-Fi + Cellularモデルが用意され、価格は64GBのWi-Fiモデルで税込5万9800円~となる。 発売に先駆けて実機を試したので、先行レビューをお届けする。 筆者はもともと、iPad miniを、通勤時にスマートフォンより大きな画面で電子書籍を読んだり、パソコンとは別のデバイスでビデオ会議に参加するためのデバイスとして持ち歩こうと考えていた。 またスマホとナビが連携できない古い愛車のために、車内に固定してナビとして、またApple MusicやPodcastを再生する端末としても、iPad miniを揃えようと思っていた。 多彩な用途に答える待望のアップデートとなるのか、注目して
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