「Flash」排除の動きがゆっくりと容赦なく進んでいる。Googleは「Chrome」ブラウザで、10サイトを除くすべてのウェブサイトを対象にAdobeの「Flash Player」のサポートを段階的に廃止する計画を明らかにした。2016年第4四半期までにこの変更を実施する予定だ。 Googleは、Flashが「過去には」リッチメディアをオンラインで表示する優れた手段だったかもしれないと述べつつ、現在は読み込み時間が短く消費リソースが少ないHTML5を強く推進している。 この計画に伴い、Flashは今後もChromeに付属されるが、「デフォルトではその存在を特に通知しない」という。サイト上のコンテンツがFlash Playerでしか表示できない場合、ユーザーが各サイトで有効にする必要がある。Chromeのエンタープライズユーザーには、Flashを完全に無効にするオプションも提供される予定だ
Flash PlayerのセキュリティアップデートにAdobeが記載したCVE番号(脆弱性識別番号)は13件。これに対してGoogleの研究者が「Adobeは約400件の脆弱性を修正した」と主張した。 米Adobe Systemsは8月9日に公開したFlash Playerのセキュリティアップデートで何件の脆弱性に対処したのか――。Adobeが公表した脆弱性の件数にGoogleの研究者が異議を唱え、Adobeが釈明に追われた。 Adobeは9日にセキュリティ情報を公開した時点で、同アップデートで修正した脆弱性として13件のCVE番号(脆弱性識別番号)を記載していた。 これに対してGoogleのセキュリティ研究者テービス・オーマンディ氏が10日、Twitterで「Adobeは現在進行中のセキュリティ監査の一環として、私が伝えた約400件の脆弱性を修正した。タイポではない」「数が多すぎて体面が
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