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独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)は10月1日、ロックオンが提供するオープンソースのECサイト構築システム「EC-CUBE」に複数の脆弱性が確認されたと発表した。 特に、EC-CUBEによって構築されたECサイトが外部からSQLインジェクション攻撃を受けた場合、EC-CUBEの管理者権限が外部の第三者に取得され、EC-CUBE上に登録されている個人情報が漏えいする可能性がある。 これらの脆弱性の影響を受けるシステムは、EC-CUBE Ver2 正式版 Version 2.1.2aおよびそれ以前、EC-CUBE Ver2 RC版 Version 2.3.0-rc1およびそれ以前となっている。なお、ロックオンではこれらの脆弱性を解消するための修正ファイルを配布している。
前回の記事でSQLインジェクションの話は終わりにして、クロスサイトスクリプティングの話を書かせて頂こうと思っていました。しかし、6月5日に東京にて開催されたPostgreSQLカンファレンス2007でセキュリティをテーマに講演させて頂き、意外にブラインドSQLインジェクションをご存じでない方が沢山いらっしゃいました。40名ほどの聴講者の皆様にSQLインジェクションをご存じの方?とお聞きするとほぼ全ての方が知っていると答えたのですが、ブラインドSQLインジェクションをご存じの方は数名でした。 SQLインジェクションの常識 ブラインドSQLインジェクションの話をする前に、SQLインジェクションとその対策の常識について確認します。 SQLインジェクション対策として間違ってはいないが不十分な対策 エラーメッセージを表示しない(特にSQLエラー) ユーザ入力文字列をエスケープする これらはSQLイン
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