「糸魚川」という河川が無いのに何故このような地名が付いたのか、その疑問にお答えするため、下記のようにまとめてみました。 伝説レベルでは下記のようなものがあります。 諸説1 弘法大師(空海)が竹管に糸を巻いて川に投じたところ、たちまち魚となって泳ぎまわった。 諸説2 対立する軍(どのような軍かは不明)がこの地で挑(いど)みあったので「いどみ川」から転じて「いといがわ」となった。 諸説3 淀(よどみ)川から転化して「いといがわ」となった。 その他、災害がよくおこるので「厭(いとい)川」から転化した。 また、最もまことしやかに囁(ささや)かれる説に下記のものがあります。 諸説4 糸魚(イトヨ)が市内の河川に多く棲(す)んでいたことから付いた。 イトヨは下の写真・図のような魚です。背の3本のトゲが特徴です。 これが旧糸魚川市(昭和29年[1954]6月1日市制施行)の市章となったものですから、いよ