働きながら、自分の時間をどうやって確保するか。 誰だって一度は考えたことのある問題だと思います。「忙しいうちが華」なんて言葉もよく聞きますが、価値観の多様化した現代において、果たして忙しく働き続けることが自分にとってプラスなのでしょうか。 自著『あたらしい働き方』から、働く時間のセルフマネジメントについて、さまざまな企業のユニークな取り組みを例に出して紹介します。 01. 「17時上がり」も「早退」も大歓迎 個人に合わせた勤務時間 ニューヨークに本社のあるITコンサルティング会社のホワイトストラタスのCOO、ショーン・ボイド氏はこう言います。 「人生は変化していきます。大事なことは、従業員が一人一人に合った働き方ができて、それを会社が把握できているということです。例えば会社に入ったとき独身だった人が、何年か経って結婚すると、ライフスタイルは変わります。それに合わせて、ワークスタイルも変わる