両毛線(りょうもうせん)は、栃木県小山市の小山駅から群馬県前橋市の新前橋駅までを結ぶ、東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線(幹線)である。 書類上の終点となっている新前橋駅を始発・終着とする列車は存在せず、新前橋駅より上越線に乗り入れて高崎駅まで運行しているため、旅客案内上は小山駅 - 高崎駅間が両毛線として案内されている。 全線が旅客営業規則の定める大都市近郊区間の「東京近郊区間」[4]、およびIC乗車カード「Suica」の首都圏エリアに含まれている[5]。 栃木県南西部から群馬県南東部までの「両毛」とよばれる地域の諸都市を結ぶ路線である。水戸線と合わせて北関東を東西に連絡する路線を構成する。 もとは、この地域で盛んに生産されていた生糸や、桐生織に代表される織物の輸送のために建設された路線である。ただし、現在は貨物輸送は廃止され、地元の通勤通学客の利用が中心となっている。 路線沿線には