21年半続いた『ちちんぷいぷい』が、この3月で終了した。僕は20代の頃に3年、30代後半で1年、計4年携わった。正確には会社から内定が出たあと1年間、バイトとして働いていたので、計5年。 視聴者の方から見るとほのぼの、のんびりした番組だと思うが、実情は毎日戦場の如く多くの人の汗と涙が流れ、バイトの時から一瞬も気の休まることのない番組だった。 数えきれない人が関わった番組なので、ここで僕が記すこともほんの一部分に過ぎない。それでも『ちちんぷいぷい』という戦場のことを書こうと思う。 戦場という以上は敵がいる。敵は誰か。初代パーソナリティの角淳一さんだった。別に悪者でもないし、憎むべき相手でもない。でも角さんを驚かせること、笑わせること、本気で喋らせること、それが僕にとって何よりのミッションだった。 角さんは誰よりも正直な出演者であり、視聴者だった。つまらないものは放送中でもつまらないと言うし、
通用口ギリギリまで寄せて停められたタクシーからはいくぶん離れた場所で、私たちはお行儀よく道路の端に寄り、静かに整列していた。言葉少なにファンの仲間とボソボソと言葉を交わしながら、ずっと通用口の扉を見つめて待っていた。 やがて扉が開き、彼らが出てくる。渋谷の、センター街の一番奥、という立地にそぐわないピンと張りつめた空気がその瞬間ゆらぐ。ゆらぐが物理的には誰も動かない。大きな歓声をあげる者もいない。ただ、各々の肺から震える二酸化炭素が一斉に漏れて、その呼気がゆらぎとなって渋谷の、センター街の一番奥の、無限大ホール前の道を包む。 彼らがそのホールに来るときは不思議なくらい雨が多かった。あの頃の景色を思い出すと私たちはいつも傘をさしている。傘をさして、出てきた彼らをただ見つめていると、ものの数秒で彼らを乗せたタクシーがゆっくりと走りだす。タクシーの窓の向こうで彼らが軽く会釈するのを目の端にとらえ
人生で成功するために、学歴は必要なのか。お笑いコンビ・ロザンの菅広文さんは著書の中で「必要」と断言している。「学歴が関係ない芸能界でも、子供には学歴を求める傾向がある」と補足するのは、相方の宇治原史規さん。「京大卒でクイズ番組常連のほう」と「イケメンで作家のほう」という2人が、そう考えるようになった理由とは――。 ベストセラーとなった小説『京大芸人』シリーズで、相方・宇治原史規さん(京都大学法学部卒)の「高性能勉強ロボ」ぶりと、同級生二人で芸人になるまでの道のりを描いた、ロザンの菅広文さん。菅さんが宇治原さんを観察し続けて確信した“究極の学習術”を詰め込んだ本が、『身の丈にあった勉強法』(幻冬舎)。「京大卒でクイズ番組常連のほう」と「イケメンで作家のほう」と、インテリ芸人として活躍ぶりを目にしない日はないほど人気のコンビだが、そんな彼らも実はもう40代だ。 1976年生まれ、大阪教育大学附
30代の女性と結婚したことを元日にツイッターで明らかにした、お笑いコンビ「ロザン」の菅広文(すが・ひろふみ)さん(41)が、相方で京都大学法学部卒の宇治原史規(うじはら・ふみのり)さん(41)の勉強法を元ネタにした勉強指南本「身の丈にあった勉強法」(幻冬舎)を出版した。「予習と復習、どちらかを捨てるべき」など理想論を捨てた勉強法は、ユニークだけれど納得のいくものも多い。 いわば宇治原の伝記です 菅さんと宇治原さんは、大阪教育大学の附属学校である大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎の同級生。京大に現役合格した宇治原さんの勉強法をずっと観察してきた菅さんは、これまでにも宇治原さんを元ネタに、「京大芸人」や「京大芸人式日本史」など数々の本を出版、ベストセラーも生み出している。 新刊「身の丈にあった勉強法」は、普通の人に向けて、勉強へ取り組む姿勢や具体的な方法に言及した1冊だ。菅さんは、「まあ、宇治
お笑いコンビ「ロザン」の菅広文(41)が1日、30代の一般女性と結婚したことを自身のツイッターで発表した。 菅は「明けましておめでとうございます」と切り出すと、「この度かねてから交際していた30代一般女性の方と入籍いたしました」とファンに報告。自身の著書「身の丈にあった勉強法」へのリンクを貼った上で、「祝儀はこちらでお願いします(笑)」とつづり、「今年もロザンをよろしくお願いしますね」と結んだ。 このツイートには相方・宇治原史規(41)との2ショット写真が掲載された。 ロザンは高校の同級生だった2人が1996年結成。京大卒の宇治原はクイズ番組などで芸能界一の博学ぶりを発揮。一方、大阪府立大中退の菅は宇治原をモデルに「京大芸人」などの小説を発表している。
現在、時間的および金銭的な消費の中心となっているものは大きく3つ。 浦和レッズ、ジャニーズ、お笑い芸人です。 今回はこのうちの「お笑い芸人」(お笑い)を応援することについて、どんな世界なのかをごく一部ではありますが紹介致します。 人はいかにしてお笑いと出会うか 私がお笑いを見るためにお金を使うようになったのは、2009年のことです。その頃の私は仕事でもプライベートでもひどく疲れていて、テレビもあまり見ていないような日々でした。その日もボロボロになりながら帰宅し、半額のパック惣菜をつまみに酒を飲みながら、なんとなくテレビをつけてみるとたまたま深夜番組の『アメトーーク!』が始まったところだったのです。 解説:『アメトーーク!』……正式な番組名は『雨上がり決死隊のトーク番組 アメトーーク!』。2003年よりテレビ朝日系列で放送されているバラエティ番組。ある共通の趣味や特徴を持った芸能人を集めた通
「大人になるのは辛いぞ。今のうちが一番楽しいぞ」 「浪費」できるほど自由に使えるお金がなかった頃、こんな言葉をよく聞いていた。大人になることがとにかく怖かった。大人にはなりたくないけれど、息が詰まるような狭い世界がとにかくしんどくて、死んでしまいたいと思っていた頃。今よりも辛いのが大人なら、どうして希望を持って生きていけるのかと、苦しい気持ちでいっぱいだった。 その頃の私に、大人になった今伝えたい。大丈夫、大人は最高に楽しい。生きていてくれてありがとう。――同人誌からスタートし、先日小学館より発行された書籍「浪費図鑑」(劇団雌猫,2017)を読み終えたあと、こんな気持ちが一番最初に浮かんできた。すでにいろいろな方が感想を書かれていて、どれも作品の魅力を素晴らしく語っておられるところだけれども、私も超超超個人的な感想ではあるが書き留めておきたい。 この本には、「浪費」という手段をもって様々な
嵐、SMAP、Kis-My-Fit2、関ジャニ∞、Hey!Say!JUMP――。人気グループを多数抱え、男性アイドルに特化している芸能プロダクションといえば、ジャニーズ事務所だ。「以前よりもほかの男性アイドルグループを抑える力は弱まった」という業界の情報もあるが、依然として芸能界では大きな存在感を持っている。 そんなジャニーズ事務所の所属タレントから初の「気象予報士」合格者が誕生した。それも2人同時に、である。ジャニーズJrのユニット「Snow Man」の阿部亮平(21)と、岸本慎太郎(19)。彼らは今年8月30日に気象予報士の試験を受け、先月10月9日に合格の知らせを受けた。 超難関の国家資格をくぐり抜けたアイドル2人 気象予報士制度は、防災情報と密接な関係を持つ気象情報が不適切に流されることにより、社会に混乱を引き起こさないことを目的として、気象業務法の改正によって1994年度に導入さ
お笑いコンビ・ロザンの宇治原史規(37)が9日、前日にアパレルのネットショップ経営の一般女性(31)と結婚したことが明らかになった。所属事務所がFAXを通じ発表した。 所属事務所によると、お相手は大阪在住でアパレルのネットショップを経営している31歳の女性。9年間の交際を実らせ、大安吉日の9月8日、大阪市内の区役所に婚姻届を提出した。現在夫人は妊娠しておらず、来年4月5日に大阪市内での挙式、披露宴を開く予定。 宇治原は書面で「このたびは入籍しましたことを、皆様にご報告させていただきます。より一層、仕事に励んでまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします」とつづり、「クイズ番組の賞金で家を建てる予定ですので、毎回勝てるように、対戦相手はできる限り相方の菅さんでお願いします」と意気込みのコメント。 それに対して相方の菅広文も「子どもができたら早押し用の赤いボタンをプレゼントします」と公約を
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く