*右;シャノン;コミュニケーションの数学的理論(長谷川、井上訳)明治図書、1969年5月発行。左;原著、Mathematical Theory of Communication (Univercity of Illinois Press) 第1版は1949年発行。 今日は、このブログにふさわしくないかもしれませんが、なんと情報工学の話題なのです。 毎朝、新聞の死亡記事を軽く眼をとおします。4,5日前(1月10日)に、<染谷 勲さん=元NEC常務。12月31日、急性呼吸不全で死去、92歳。葬儀は近親者で済ませた。喪主は・・・、連絡先はNEC・・・>と、ごく一般的な書き方の死亡記事がありました。 日経はこれで終わりでしたが、朝日には、ほんの少し追加があったのです。<アナログ信号をデジタル化する情報技術の基礎定理「標本化定理」を、米国のシャノンと同時期に独立に証明した> と。“えっ”と思ったので